(中略)
自分が今まで習ってきた先生の言っていたことや、本当にちっちゃい頃に仙台で習ってきたことを一つ一つ思い返して、「この練習、こんな意味があったんだな」とかっていうのを考えながら、じゃあ今の自分にはこの練習をやったほうがいいなとか、逆にこの基礎はしっかりできているから要らないかなと判断して。
あの頃みたいに何時間も練習したら壊れるから、うまく効率よく、必要な基礎練をしっかり選んでやっています。
これからもやることをしっかりやっていきます。自分がやりたいこととかやるべきことが今、正確に見えてるし。
それがもちろん近道じゃなかったとしても、その道をたどって行く最中に本当の道が見えてくるかもしれないし、実際これが本当の道なのかもしれない。それは誰にもわからないことなので。
ただひたすら、今やるべきことをやっていきます。
(中略)
世の中の状況に関係なく、自分のやるべきことを淡々と……、淡々とはいかないかもしれないですけど。たまには無茶しなきゃいけない時もあるんですけど。自分が目標として掲げている、金メダルだったり、メダルだったり、世界記録だったり、そういったものを目指して練習するしかない。
世の中は刻一刻と変わっていって、それによって自分の人生や自分の考えがすごく左右されるとは思うんです。自分自身もこの先も試合がなくなったり、練習ができなくなることがあるかもしれないけど、頑張ること、目指しているものは基本的に変わりないので、そのために何ができるかを毎日考えながら頑張るのが、一番やるべきことじゃないかなと思います。
(『Number1031』スペシャル対談「ただ、勝利のために」より)
先日の早稲田インタビューでも感じたことですが、羽生くんは、本当に自己管理能力に長けています。
羽生くんは「4A」という前人未到の「道なき道」を歩んでいます。
まず物事の基礎を見据えて論理的に根気よく試行錯誤を繰り返しつつ正解に近づこうとしています。
リモートでも指導を受けているとは思いますが、すでにセルフコーチ状態です。
そして、一旦こうと決めたら、ブレない。
きちんと、思考に芯があることが、わかります。
4Aに関して、アクセルの基礎に立ち返ってアプローチしているという話は、DOIのインタビューの中でも語られています。
7/28にparaviで公開されたインタビューの完全版のなかにありました。↓
ꉂꉂ📢〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️
— TBSフィギュアスケート (@TBS_figure) 2021年7月28日
お知らせ💥 〰️〰️〰️〰️〰️〰️ꉂꉂ📢#羽生結弦 選手の前人未到の4回転半ジャンプへの想いとは⁉️
地上波では入り切らなかった#未公開 部分を交えたINTVを特別公開✨#paravi #パラビ #インタビュー#フィギュアスケート #DOI2021https://t.co/7YRd7TPTgT
7月初旬のDOIの前の4Aの進捗状況は↓
あれから1ヶ月。4Aに関してかなり進歩していると想像できますが、
7月に、 羽生くんはこうも言っていました。
本当に「地に足がついた」慎重なお考えです。
私達は、羽生くんをただ信じて、その登場をお待ちしていれば良いことがわかります。
ファンの応援をこんな素敵な言葉で表現してくださった羽生くん❣️
きっと池江璃花子さんも、心強かったことでしょう
きっと、きっと、羽生くんは試合で素晴らしい4Aを私達に披露してくださるに違いありません。
その日を楽しみに、ワクワク胸躍らせ、お待ちしています。
でも、「無茶」はし過ぎないで下さいね。
今日も羽生くんの健康をお祈りしています。
画像は感謝してお借りしました。
余談ですが、
paraviに発表当日の7月28日(火)に、2週間の無料体験を申し込まれた方へ
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言わずもがなかもしれませんが、私自身が手間取ったもので、念のため、ここに記しておきます。