2024.12.22
11時前にホテルをチェックアウトし、東京駅へ向かいました。昼の東京駅!!劇混み!!帰りの新幹線が東京駅からなので、スーツケースを東京駅内のコインロッカーに預けようと思っていたけど、コインロッカーが空いていない!あんなにたくさんあるのに!!反対側のコインロッカーが空いてると聞き、そちらへ行ってみたけど、やはりない!
どうしようかと考えたけど、この探し回る時間が勿体ないな、と考え直して、スーツケースを持ったまま山手線へ乗り込み、本日の目的地へ向かいました。
JR巣鴨駅で市営三田線に乗り換えなので、巣鴨駅内のコインロッカーに無事にスーツケースを預けることができました。やっぱり巣鴨なら空いてると思ったよ!
三田線の終点の西高島平駅まで。西高島平駅から1kmちょっとの板橋区立美術館を目指します。
今回の旅を企画したモネ展だけでないもうひとつの目的地がここ。行きにくい場所だけど、やっぱり行ってよかった!


レオ・レオーニさんの生い立ちから、青年期までの成長やアートディレクターとしての仕事のことなどを展示で知ることができました。

お父さんがユダヤ系の人だったこともあり、ムッソリーニ政権で政治的な風向きに危機感を覚えて、アメリカに渡った…など、時代背景と共に知ることができてよかったです。
「Fortune」というビジネス誌の表紙のお仕事。↓アートディレクターとして、いろいろなアーティストと交流があり、仕事を依頼したいたそうです。その中で、ベン・シャーンと名前があり、うーん、なんか聞いたことあるんだけど、と思ったら、実家で昔々の私の父が見に行った展示の図録を見たことがあるんだ!と思い出しました。グラフィックデザインのカッコいい作品をつくる作家さんで印象的だったのでした。

そして、「はらぺこあおむし」のエリック・カールさんに絵本を描くよう勧めたのもレオ・レオニさんらしく、フレデリックなどに出てくるねずみの主人公…レオ・レオニさんの作品と思いつつ、なんと、エリック・カールさんが、レオ・レオニさんのお孫さんに贈った絵だとか!面白い。

なるほどねー、ベン・シャーンやエリック・カール、「レオ・レオーニと仲間たち」というテーマなわけね。
そして、レオ・レオニの油絵。初めて見たし、油絵を描いていたことも初めて知りました。


絵本の表紙。
「あいうえおのき」。ベトナム戦争の頃の作品。ダイレクトに平和を訴えています。

「さかなはさかな」、我が家にもある絵本です。絵がきれいなのです!さかなが想像する人間のページが見ているだけでうきうきします。

我が家のレオ・レオニ作品は、この「さかなはさかな」のほかに、「フレデリック」「スイミー」「コーネリアス」の4冊。あとは図書館で読んだりなんだりだけど、たぶん、全作品読んだことあると思います。
絵本を読めるコーナーもありました。

ワークショップもあり、スイミーの仲間を作る、という。楽しい!

まさかのフレドリック風のねずみが水中に!ぶくぶくしてるのも可愛いし、周りの魚が驚いてるのもおもしろいです。たぶん、一人が作ったのではなく、どんどん付け足していったのだろうけど、センスあるなぁ。高島屋の薔薇の包装紙の魚もいる(笑)。

こちらは、三越とGODIVAの魚(笑)!
