いろいろと。 | 満開の躑躅を眺めつつ

いろいろと。

 
久しぶりにブログを書きたい気分です。たぶん、友だちと飲み屋とかカフェでおしゃべりする感覚でストレスの発散にいいんですよね。

今日は仕事の帰りに一人で久しぶりに回るお寿司に行ったのですが、なんと客の半分以上がお一人様で、ちょっとびっくり。サラリーパーソンが多いわけですが、夜の仕事っぽいお姉さんが仕事前にサクっと食っていくカンジは一番かっこよくて印象的でした。
 
 
最近、ほうぼうで「もうそろそろ一人前になったかな」発言をしていたのですが、そうそう甘くもないもんです。

なんというか、やっぱ、仕事って一人だけでできるもんでもなく、自分の仕事をちゃんとすればそれでいいってもんでもないなと思うことが増えました。

仕事が増えてイライラしてるからだとは思うんですが、そして一時的なものと信じたいのですが、職場とリズムが合わない。

今までは調整ができたのですが、ちょっとした瞬間に本音がもれて周りを困らせることが今週は2回。人に借りを作るのがすごーく苦手なウリとしては一大事です。
 
 
忘年会のみんな楽しもうぜ空気のなか、突如「なんか最近考えてることある?」と聞かれたので「みなさんは今年組織にとってどんな役割を果たして、どんな成長があって、来年の自分の成長テーマをどう設定してますか?」と聞いてしまいました。

やっちまったなー。反省。
 
 
自分はこういうの大好きだし、それで伸びてるから(今年はめっちゃ伸びた!21才のときぶり。この3年の下積みが明らかに土台になった)勝手にやるからいいんだけど、TPOのコントロールが効いてなかったです。

先日の合コンみたいなもんでは「ウリさんって話おもしろいし、ちゃんと話聞いてくれるからいいですね」ってそこそこご好評いただいたので、狭い意味でのコミュニケーション能力の問題ではない。はず。

(それからの進展については現在進行中)
 
 
なんか、みなさんの話に興味がわかない。たびたび「それ、僕も混ざらないとダメすか?」みたいな感覚に。というのも、仕事がおもしろいからもっと仕事の話をしたいわけで、こういうのは難しい。キレイごとでもなく「このメンツやったら普段はできない突っ込んだ仕事の話すんのが一番おもろいやん!」と思うし。

共通のイメージのある“仕事”を軸にしながら話すと、相手が何をどう感じ考える人なのか見えてきておもろいのに。

サービストークを発動して盛り上げると「オレの人気者ポジションとられた!」みたいな人もいるからひたすらめんどくさくなるだけだよなあと、なるべく自然にあいづちだけ入れておとなしーくしていたのに。
 
 
長く仕事を続けるには、器とか、おうようさとか、鈍感力とか、なんかそんなんも大事なんやなと思います。人を惹き付ける人には確かに懐の深さがある。

だけど、だったらそういうのはできない人で生きたらええんとちゃうか?とも思います。別にそんなにはみんなに好かれたいと思わないし。

(前の職場で一番敬愛していた上司もこっちよりだったから、ロールモデルあるし)

でも、動かすプロジェクトが大きくなるほど、やっぱり求心力とか隙みたいなのは重要で、まさにいまそれが仕事でいるんじゃね?という…。

器ちっさいな!オレ!笑


久しぶりに仕事スイッチが入った生活が続いて、ちょっとストレスフルなキャラが出てる今週の失敗2号。

「みんなウリくんみたいに考えてないんだよ。考えられないよ」

「だったら考えたらよくないですか?考えられるようになるために何が必要か考えたらよくたいですか?いま、この場、この瞬間にできることがあるのになぜやらないんですか?本当にみんなでおもしろい仕事を一緒にしてみたくないですか?」

うわー、10年前に戻ったみたい(笑)。ストレス溜まってますねえ。

救いは、部下にではなく上司に言ったところかな。あとは「相手にダメ出しをする」というトーンではなく、相手のいまいる地点を受容・肯定するところをスタートにプラスになるあくまで選択肢として提示する、というスタンスはかなり大切にできるようにはなりました。
 
 
いろんな人と遊び心もって話したり、周りの人のすすめる本を読んだり、普段は接点のないイベント顔出したり、そういうの一般論として大事です。それは分からなくはないんです。自分だって相手に勧めることあるし。

でも、限られた時間や自分のおかれた条件のなかで、いま自分が自分のために選んで勉強していること、遊んでいること、会って話す人たち、それ以上のものは、そうそうないと思ってしまいます。だって、現に爆発的に成長してるから。
 
 
組織にとって多様なキャラクターを担保しておくのは、ダイバーシティとか言われる前から大事にしてきました。だから、単純に自分のロジックや価値観を相手に要求したりはしません。

めざす山の頂上は同じだけど、ルートも登り方もペースもそれぞれでよい。ただし、チーム単位ではある程度歩調を合わせて規律が必要。

そういうことを考えて立ち居振舞いを選んでいるところに、安直にしか見えない「もっとこれもしたら?」的なのがくると「それがなぜウリにとって、そしてプロジェクトにとって、必要だと思うのか説明していただけますか?」と。
 
 
傲慢かなあ。

そういうことを言っていただけるのはありがたいことだと重々思うけど、他人のその手のアドバイスはほぼ外れると実感したのもこの10年でした。(そして聞いて従って後悔するより自分を信じたほうが諦めつく)

聞いてやってるように上手いこと見せてかわいげ演出しといて実際は自分を信じる路線を選択するのが大人かな、といまは考えています。

が、仕事が忙しいとついつい「その話聞いてる間に、その仕事を経験してみる間に、少しでも自分の仕事したいんすけど」が出てるのでマズいんでしょうね。
 
 
ふう、吐き出してスッキリ♪♪笑

放っておくとウリがいま何をどういうテンポでどういう力配分でやっているかほとんど考えずに降ってくる仕事(意味があるものとないもの両方くるからやっかい)をどう交わすかということと合わせて、どうも職場のみなさんと噛み合わないぞ問題をどうやりくりしていけるかが、当面は、もしかしたら長いスパンでも一番の仕事なのかもしれませんね。

たぶん、そこそこ対応力があって使い勝手がいいから困ってるような気がしてきました(笑)。大体のことはできるようになれてしまうから取捨選択に迷い、自分の能力との折り合いがまだわからない、と。

あ、ストレスが溜まってるだけで仕事も職場のみなさんも基本好きですよ。念のため。
 
 
ということでこの週末は、“自分で選んだ”最高の小説と一緒に、のんびり過ごします。楽しみ☆

(こうやって今年も「クリスマスは彼女と過ごす計画」は灰塵と帰すのでした)