ずっと気になっていた。
ネオワイズ/NEOWISE
ネオ(新しい)ワイズ(賢い)彗星
遥か彼方から
何千年もの時をかけて飛来した箒星
何を運んできたのか?
何を運んでいくのか?
太陽とシリウス
アモールとプシュケ
神聖な火は
竃で燃え上がり
熾火たずさえ
テラへと向かう
新たな叡智を運ぶ彗星
☆・*゜☆・*゜☆・*゜
7月4日、
太陽に最接近したネオワイズ彗星
太陽に溶かされて消えてしまうかも?
なんて心配されたけど
無事に生き延び
遠く彼方へと向かう途中
地球にやってきた。
新月の後、22日には地球に一番近づいて
何を知らせていくのだろう。
☆・*゜☆・*゜☆・*゜
この彗星が発見されたのは
今年3月28日(日本時間27日)
新型コロナウィルスの感染が世界中に広がり
楽観できない様子が見え始めた頃。
彗星が太陽に最も近づいた翌日は
半影食の満月。
地球では、新型コロナウィルス第二波が懸念される中
日本のみならず世界各地で天候が大荒れ
洪水や土砂災害など
地球と人類がこれからの生活をどうして行くのか
見直すように促されていた。
月に気を取られている間に
太陽とシリウスのやりとりに耳をすませ
新しい形が創造され始めた地球のために
太陽からのメッセージをたずさえて
新月に合わせてやってきた。
広大な宇宙の果てから飛来し
絶妙な太陽と月の織りなす神秘の時に姿を顕し
明の空から夕暮れの空を飾る彗星。
ヘールボップ以来の輝きが目を惹き
美しい画像がもてはやされるばかりだが
新月に合わせて地球に近づき
新しい局面を迎える地球のために
地球家族のための
メッセージを運んでくるのだろう。
新月21日は、夏至の日食と同じ蟹座で迎える。
資料:
NEOWISE彗星(C/2020 F3)の名前は
発見したNASAの赤外線探査衛星
Near-Earth Object Wide-field Infrared Survey Explorer:略してNEOWISE からつけられており、NEOWISEの名称のついた彗星は複数ある。
今の時期は日没直後の北西で観測できる。
明るさを保っていれば8月はじめごろにまで観測できそう。
7月3日(日本時間4日)に近日点(太陽に最も接近)を通過
7月22日 近地点、地球へ最接近。距離は約1億300万キロ
オールト雲から飛来したと考えられていて、公転周期は約6,800年
太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が撮影した「ネオワイズ彗星(C/2020 F3)」(Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Lab/Parker Solar Probe/Brendan Gallagher)
参考サイト
国立天文台:星空情報
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/07-topics05.html
NASA solarsystem
https://solarsystem.nasa.gov/whats-up-skywatching-tips-from-nasa/
Wikipedia