現実の世界も、
目に見えない世界も
次々と一新され、
再構築されているけれど
一体何が?
そんなに変わらないでしょ?
なんて声が時々聞こえます。
引っ越ししたのはわかっているけれど
今までいた場所との違いは、
しばらくそこに住んでみて、初めて認識できたりしますよね。
8月3日から来年1月まで、天王星が逆行を始めます。
気づきにくい変化も、8月3日の夕方は月と土星が重なって教えてくれそうな日。
7月末からスクエア(90°)の冥王星と木星が、太極から見て役立つものでなければ、行くへを塞いだり、そぎ落としたりもしています。
相次ぐ大きめの地震や大雨。台風の進路も気になるところですが、日々の生活に囚われて、目前のことだけに対処するのが精一杯だったり。
直接関わらなければ「対岸の火事」と、心配したり不安がったりするだけで終わってしまう方も多いのではないでしょうか。
天王星は、新しい未来を作り出すための革命と改革の星。
驚きを伴い、日常や常識では測れないものをもたらしています。
自分には関係ない
誰かがやってくれるだろう
と、他人任せにしていて、本当にいいのか?
そんな疑問が浮かんで来たら、大事に掘り下げてみてください。
これから何を大切に育てて行きますか?
育て方次第でどんな世の中でも作り出していけることを
私たちはすでに学んでいるはずです。
天王星牡羊座運行について
前回天王星が牡羊座を運行していたのは、1927~1935年(昭和2年〜10年)。第一次大戦が終わり、まさに世界が変わり始め、日本が西洋文化を取り入れ、独自の国を確立しようと大きく動き出していた時代です。
諸外国のことをほとんど知らなかった国民が、新しい世界観に触れ、新しい世の中が始まったことを感じていたことでしょう。
1935年、本格的に天王星が牡牛座に入ってから、第二次世界大戦へと世界中が計らずも歩んで行きました。
天王星が一巡して、新しいサイクルで同じように牡羊座に天王星が入ったのは2010年5月からひと月ほどで、すぐ逆行し本格的に牡羊座を運行し始めたのは、2011年3月12日です。
311と称される、東日本大震災の直後ですね。
あの日から始まったとも言える、天王星の牡羊座の運行も、今回の逆行(牡羊座28°31'33) を経て、2018年5月15日に牡牛座に足をかけます。本格的牡羊座運行は2019年3月からで、それまでの間牡羊座と牡牛座の間を行ったり来たりを繰り返します。
今の日本の礎を作って来た人たちと同じように、新しい日本を作り出す時代に私たちは生きています。
今日という日が皆様に実りある気づきの人なりますように✨
天王星 by NASA and Erich Karkoschka, University of Arizona