以下の文章を読んでみて下さい。
『有名な経済学者のケインズは、玄人筋の行う投資は、投票者が100枚の写真の中から最も容貌の美しい6枚を選び、その選択が投票者全体の平均的な好みに最も近かった者に賞品が与えられるという新聞投票に見立てることができるとした。
各投票者は、自身が最も美しいと思う写真を選ぶのではなく、他の投票者の好みに最もよく合うと思う写真を選択しなければならないことを意味する。
株式投資に関しても、市場参加者(=投票者)の多くが、値上がりするであろう(=容貌が美しいであろう)と判断する銘柄(=写真)を選ぶことが有効な投資方法であるということ。(野村證券HPより)』
各投票者は、自身が最も美しいと思う写真を選ぶのではなく、他の投票者の好みに最もよく合うと思う写真を選択しなければならないことを意味する。
株式投資に関しても、市場参加者(=投票者)の多くが、値上がりするであろう(=容貌が美しいであろう)と判断する銘柄(=写真)を選ぶことが有効な投資方法であるということ。(野村證券HPより)』
お分かり頂けましたか?
ここまでのお話も踏まえ補足しますと
①今時点(これまでと混同しない)から利益成長(回復)する銘柄を選ぶ事は大事です。
②それが買付時点で価値的に割安(少なくともオーバーバリュー【割高】になっていない)である事も大事です。
③それに加え、これから先に、多くの投資家が飛び付いてくる要素が大事です。(今回のお話)
そして、この③の「要素」について、詳述すると
・業績が(会社、アナリスト)予想以上に伸びる【後の決算での上方修正が期待できる】
・「わかりやすい(イメージしやすい)成長テーマ」に沿っている
・これまでダメだと思われていた、業界や企業の業績や受注動向がV字回復に入る
・赤字の企業が黒転(黒字化)する
・相場の流れが変化し、その流れに乗る
「成長性を問う相場」→成長企業
「安定性を問う相場」→安定成長企業、あるいは安定企業
これらが、勝てる投資家が利益を得るための「狙い」となります。
そして「狙い」通り、人気が出て株価が上昇を始めたら、「飛び付く投資家」と一緒に小躍りしてはいけません。
獲物を狙うハンターのように、静かに、冷静に、引き金に指をかけて、仕留める時を待ちます。
人気のあるうちに仕留めるか?
人気に陰りが見えた瞬間に仕留めるか?
これを混同しないようにする事も大事です。