株侍Proが相場と世の中を斬る!(入門編)

株侍Proが相場と世の中を斬る!(入門編)

拙者
「株侍Pro(かぶざむらいプロ)」と申す。某証券奉行所(会社)で長く証券侍(マン)をやっておりまする。
この度、刀をペンに持ち替え、
ブログ(武論具)を書くことで、
投資家はもちろん、そうでない人にも目から鱗が落ちる記事を目指して参るので、ぜひお寄り下され!


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前回はお金の量が増える事で、経済が活性化し、それと同時に徐々にお金が株式市場に流れ込む事で株価が上昇し始め、最終的には「買うから上がるし、上がるから買う」の構図となり、バブル化し、それ故に崩壊するサイクルのお話をしました。

しかし、実はお金の量というのは経済と市場にとっては、単なるエネルギーに過ぎません。

車のエンジンに例えるなら、燃料を入れただけでは車は走りません。
エンジンを回すために必要な要素は3つあります。
車好きの方ならわかるかと思いますが、それは「燃料、酸素(空気)、火(点火プラグ)」です。

市場と経済の仕組みもこれによく似てます。

燃料は徐々にたまりつつあり、これからさらに供給される方向なあるのは、前回書いた通りです。

では「酸素(空気)」に相当するものは?

これは「消費=潜在需要」が相当します。具体的には、住宅や自動車、家具、電化製品等の耐久消費材。外食。
「これを買わないと生きていけない😱」とは言えないものですね。

よく「『景気がいい』とは具体的にどのような状態を指すと思いますか?」
と聞くのですが、まともに答えられる方はほとんどいません。
多くの人が「自分の収入が増えること」でしか景気のよさを実感できません。
残念ながら、日本は賃金が硬直的なので、多少景気がよくなっても、一般のサラリーマンの給与やボーナスは簡単にはあがりません。
「ようやくよくなった!」と思った頃には景気は既にピークを迎えてたりする事も多いです。
こういった「自分感覚」では、正確に経済の状態を掴むどころか、株式を『高値掴み』するのがオチです。

では、どう考えるか?
「景気がいい」とは、先ほどの住宅や自動車、家具、電化製品等の耐久消費材。外食の販売量が増加し、最大消費量に向かう過程の事です。

私は常々「バブルとドボンはセットです」「バブルなくしてドボンの心配をする必要はありません。」とお話しています。

なぜか?

その時期その時期において、「そろそろ車「家」を、買おうかな?」と思っている人達がいます。これが潜在需要です。この人達は結構気分屋で、「景気が悪くなりそうだ」と思えば、買うのを先送りしますし、「よくなりそうだ。」「多くの人が買っているようだ」と思えば実際の購買(消費)を行います。

現状を振り返ると、「米中の貿易摩擦」から「景気がどうなるかわからない」→「もしかしたらボーナス下がるかも」と、こういった高額消費を見送っている方もいるでしょうし、来年2020年はオリンピックがあるだけでなく、自動車は安全運転と燃費を考慮した戦略車、5G対応の携帯電話や電化製品。テレビも8k化が本格化してきます。
それを前にして、今高い買い物をする必要性があるのか?今あるものでも古いけど、使えないわけではないのに。
そう考えている消費者が多い状況ではないでしょうか?

確かに、こういった人達の多くが既に車や家、耐久消費材を既に買ってしまっていたら
これは「需要を食い尽くした」状態であり、「もう少し先に買おうと思ってたけどせっかくだから今買ってしまおう」という状態まて行くと「需要の先食い」となり、更なる経済成長は物理的に不可能になります。
それに気づいた頃には、当然のごとく恐怖の株価下落局面が待ってます。昨年10-12月の下落率は指数で20%レベルで済みましたが、その2倍から3倍の下落を覚悟しなければいけないでしょう。

ところが、今回の相場の中で、私はそれだけの「高額消費フィーバー」をまだ、見ていません。
そもそも、来年以降に出てくる商品やサービスを今買うのは物理的に無理です。
ということは、今の正しい経済状態は「需要の先食い」ではなく、「需要の先送り」という事になります。

このあたりの捉え方が決定的に違います。何が違うかって?
それはマスコミや多くの一般の方、一般的な投資家、勉強不足の証券マン
それに対して「プロの証券マン」の現実の捉え方が違う事を指してます。

今回は「本当の危機(抗う事ができない自然発生的、不可避な危機)」ではなく「トランプ大統領によってもたらされた人為的な危機」です。

さらに言うならば、トランプマジック🃏にみんなひっかかっている状態です。恐るべしトランプさん。
ほんと後ろから、マジシャンと手品と観客を見ている感覚です。

本来(トランプ発言、政策がなければ)であれば危機なんてないのに。それを作り出し、聴衆を魅了?するトランプさんは「イリュージョニスト」のようです。
そういえば、トランプさん。興行主でもありましたね。プロレスでしたかね。あれで学んだのかな?見事なほどのヒール役を果たしてます。

逆に日本のマスコミの見識の浅さには呆れるばかりです。見事にトランプ劇場の脇役として利用されまくってますね。
本人達にそんな自覚はないんでしょうけど。😅

私はトランプさんは凄い人だと思っていますが、確かに人としてどうか?と言われると
う~ん🤔 どうかな?
やっぱヒール(悪役)を演じてるんだろうねえ~、でも半分は地かも?と思います。

いずれにせよ。需要(空気)も着々とたまってきています。

となると、肝心の火のお話です。
貯まったエネルギーとそれを燃焼させるのに必要な空気が供給された時に、それに火をつけるのは何か?

これには2つの要素が考えられます。

①一つ目は、わかりやすいですし、既に多くの人が知ってます。
次世代の通信技術5Gですね。
特徴は、高速大容量、多接続、低遅延です。
これにより、今までに無かった製品、サービスが登場してきます。
我々の生活を向上させる素晴らしいものが出てくる事を期待しています。
この流れをモノにできる企業、国が、この先10年の成長をモノにできます。
幅広い業種が対象となり、これまでの業界地図を大きく塗り替えるかもしれません。

ただ、今はまだ多くの人が「夢物語」程度にしか考えていません。ヘタすると忘れてます。
しかし、皆さんが思っているほど、遠い将来ではなく、ここからわずか数年内にその姿を見る事になるでしょう。
問題はその勝ち組をどう見抜いて網を張るかです。

そして、経済的見地から見ると、この覇権を取るために今、米中が戦っています。
マジックの極意は、「本当にやるべき事を隠すために、他の事に注意を向けさせる事」です
貿易関税と経済戦争に注意を向けさせ、多くの国と企業、投資家が怯んでいる隙に、5G時代の要所を押さえに行っているのが米国。これまでしたたかに陣地を広げつつあったのに、今や防戦一方なのが中国です。

まるで、スネ夫から物を奪い取るジャイアンみたいな構図です。
じゃあ、我が国日本は?
残念ながら「ドラえもんのいないのび太」と言った所でしょうか?
この国の先行きが危ぶまれます。😅

まあ、ジャイアンを怒らせないようにすり寄って、スネ夫ともほどほどにうまくやりつつ、おこぼれを頂くのもやむを得ないのかもしれません。
まるで中間管理職のような立場でもあります。😁


②2つ目は、2020年問題が関係してます。


・・・・・・・・・・・


えっ?知らない?ホントに?


あれですよ

マイクロソフトの2020年問題です。

マイクロソフトは旧型のウィンドウズのサポートを来年初頭に打ち切ります。

困るのは、個人、もなくはないのですが、もっと困るのは企業です。

何せ、未だ多くの企業が旧型のウィンドウズ7でPC、サーバーを動かしてますから。

だったら最新版にバージョンアップするだけでいいじゃん!
大した費用じゃないでしょう。

そう思いがちですが、そう簡単な問題ではありません。

そもそも、最新のウィンドウズ10は、7
当時のPCではその機能を使いこなすにはスペック不足だそうです。

また、今や時代はAI(人工知能)、クラウド、IOTです。また、ビッグデータとその解析がこの先モノを言います。

じゃあ、わが社はどうするべきか?

頭の固いサラリーマン役員のおじさんには、理解すら難しいかもしれません。しかも、システム改修には凄いお金がかかりますし、頼めばすぐに来て短時間で完了できる訳でもありません。また、すぐにその効果が経営や業績に大きく反映される訳でもありません。

ただ、セキュリティの安心感は得られます。顧客情報等、情報漏洩はヘタをすれば企業にとって致命傷です。
これを防げるだけでも、企業にとってはやらなければならない事情となります。

ちなみに、企業のシステム投資がどらくらいの経済インパクト(消費)となるかの例ですが、

実際、数年前にセブンイレブンがシステムの大規模改修をやりましたが、かかったお金は決定時点でなんと500億円!

ピン!とこない数字ですが
人口100万人の都市、例えば仙台市民、赤ちゃんからお年寄りまで全員が、1人1台5万円のパソコンを買ったのと同じ。と言えばわかり易いでしょうか?
たった1社の情報化投資だけでそれだけの経済的インパクトがあります。

旧型ウィンドウズ(オフィス)3本のサポート切れまで既に4ヶ月を切っています。もちろん期間延長する方法もありますが、こらも実は条件が厳しい。徐々に「待ったなし!」の状況に近づきつつあります。

となると、
20年ぶりに大規模かつ広範囲に企業のシステム改修が発生しそうです。

てか、既に発生してます。
当然かなりのお金が動きます。

つまり、来年は経済、そして相場にとって、大きな変化の年になる事が、今の時点でわかっています。

今回は
「20年ぶりのIT相場(最終的にはバブル)」を想定しています。
その意味と理由をお分かり頂けました、、、か?

もちろん、世の中絶対はありませんよ。
あくまで、私のシナリオ(仮説)です。

その前哨戦が年末に繰り広げられるかもしれません。見物ですね。

さて、どうなりますか
(⌒‐⌒)