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美しい暮らしの空間アドバイザー 長瀬志織です

 

 

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前回前々回と2回に渡って実家のカビ問題についてお話ししました。

 

 

母にとっては大変なショックでしたが、

 

母が今まで「大変だから」と、

家中に詰め込まれた物に対して

見たり考えたりする事を放棄していた結果が

 

カビ問題に現れ、

物との向き合い方も変わって来た様です。

 

 

車庫に置いた物で、陶器、ガラスの物以外は

ほぼ全部処分しましたが、

 

ごく一部残した物が有りました。

 

 

アルバムとタオル類です。

 

 

母が自分で後からコツコツ運んでいて、

奥に置いていなかった為

被害は比較的少なく、

 

アルバムは表紙にカビが少し出ていましたが、

捨てられない物なので

表紙をアルコールでよく拭きました。

 

 

フェイスタオル、バスタオル、手拭い、ハンカチ、などは全部合わせると、200枚近く有ったと思います。

 


タオル類も、荷物の上の方に置かれていたので比較的無事で、目で確認できるカビは無かったのですが、

 

使い古しの物は残った汚れからカビが出ている可能性があるので、

迷わず処分する事にしました。

 

 

私は新品の物も心配で、本当は処分したいぐらいでした。

 

 

でも、

 

母「勿体無いから洗濯して使うよ」と言うので慌てて、

 

私「分かった!ちゃんと見てみよう」

と話して一枚一枚確認しました。

 

 

新品のタオルは袋入り、箱入り、色々有り、

目に見えるカビは有りませんでしたが、

 

家の収納に入れていた時に

すでに付いていたと思われるシミや変色がほとんどの物に有り、

全くシミの無いタオルは20枚程でした。

 

 

全部洗面所、洗濯室の吊り戸棚に入っていた物です。

 

 

母「このもらい物のタオルを置くために、吊り戸棚を後からつけてもらったんだよ。」

 

私「えー?そうだったの?」

 

母はシミのついた大量のタオルを前に

ため息をつくように

 

「使わないタオルの為にお金掛けて吊り戸棚をつくって、

バカな事したなー」

 

と独り言の様につぶやき、

何だか切なかったです。

 

 

きれいなタオルだけ実家に残し、

シミのついた物は私が全部引き取って、消毒漂白後、

綺麗になった物は使い、シミの落ちない物は雑巾やウエスにしました。

 

 

実家で片付けと掃除をして、

 

家に帰ると

安東先生のYouTubeやブログで勉強して、

 

母にこう言えば良かったかなと反省したり、

今度はこうしてみようか、ああしてみようか、母にこんな風に声掛けしてみようか、など考えて次回に実践してみて、

 

母がほんの少しずつでも変わって来るのがハッキリ感じられると、

疲れが吹き飛ぶ程嬉しかったです。

 

 

安東先生がYouTubeやブログで、

美しい暮らしの空間アドバイザーの皆さんのお話しをされる時はとても楽しそうで、

 

「うちのアドバイザー達は皆んな現場が大好き!

現場が楽しいって皆んな言うんですよ!」

 

とよくお話しされるのを聞いて、始めの頃は

 

「こんなに大変なお仕事なのに楽しいって?

ホントに?

無理してそう言われているのでは??」

 

と半信半疑でした。

 

 

でも実際に母が変わって来たり、

「お片付けして良かった」、という気持ちを母なりに色々な表現で示してくれると、

 

なんとも言えない嬉しさと感動で、胸がジーンとなり

 

安東先生と美しい暮らしの空間アドバイザーの皆さんは

お片付けの現場でこんな気持ちになられるのかな、

と感じた瞬間がありました。


 

最初に感じた時の出来事です。

 

 

二階の物を全部運び出してから二階のお掃除を進めていました。

 

二階の南東部屋は

私が二十歳代に結婚前まで使っていましたが、

 

その後、出窓は物置となり、出窓の手前にタンスが並び、

窓の開け閉めも、お掃除も全くしていなかったと思われます。

 

片付け途中

 

お掃除していなかった窓周りはカビと砂埃で大変な状態で、私が昔使っていた部屋なのに、手入れしてなかった事を申し訳なく思いながら夢中で磨きました。

 

カーテンは当時のまま。

 

カビと劣化で触ると崩れてしまう程傷んだカーテンを外し、窓、レールまでピカピカにお掃除しました。

 

丁度合うサイズの予備のカーテンが有ったので、

お掃除後に付けました。

 

 

お掃除した後しばらくして、母が「びっくりした事が有る」と言って、興奮気味に、

 

「朝二階に上がるとね、東の窓が光ってすごく綺麗だよ!

ピカピカでまぶしいぐらい!

 

ここに引越して来て直ぐに荷物を詰め込んだからね~

引越して来てからこんなの初めて見たよ!」

 

と、目を輝かせて話してくれました。

 

母はあまりこういう事を言わないのでとても驚きました。

 

 

私も母が見た光景を見たいと思い

次の日の朝、見に行ってみました!

 

2階 南東部屋

 

2階 北東部屋

 

「ホントだ!

窓が光っている!」

 

 

実家のお片付けで母とのやりとりで、普通だったら腹が立ってしまってもう無理!勝手にして!と思って投げ出してしまったと思いますが、

 

安東先生のYouTubeやブログで勉強し続けていくと、

 

もし、安東先生や美しい暮らしの空間アドバイザーの皆さんだったらどんな風に声掛けされるかな? と考えて、

 

気持ちだけはアドバイザーになったつもりで考え、母に向き合う事が出来た為、

 

上手く行かなくても母に対して腹が立つ事を最小限に出来たから続ける事が出来たと思いました。

 

 

母とのお片付けで大変さを感じるたびに、

安東先生や美しい暮らしの空間アドバイザーの皆さんて本当にすごい!

 

憧れる!!

 

と感じました。

 

 

そしてこの時、

 

もう一度人生があったら絶対に挑戦したい!

 

と朝日を浴びながら心がざわざわしました!

 

 

今日もご訪問頂き

ありがとうございました!

 

 

  クローバー  クローバー  クローバー

 

 

 

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