鴫原操助産婦という方は 助産師の中で 大御所といいますか

助産師会では かなりの方だそうで、


セミナーには、助産師の方々が 熱心に耳を傾けていました。


水中出産って なんか 数年前 ブームなのか よく耳に入ってきて


自宅のお風呂で赤ちゃんを抱いている姿とか 見たことありました。


でも、やっぱり それほどこだわりのない方は 普通に 病院で 出産と考える。


私も 母もそうだし 先輩や 友達も 病院で出産しているのが

身近ですから あたりまえに思っていました。


出産って本当は 痛くないんだって。


これを裏づけて くれたのが この目からウロコ バースセミナー。ニコニコ


 家の(マンションの一室)中に  ベストな水温の お湯をはって

いい頃具合に 妊婦さんがその中に入るんですけど。


まず、プールは1人ずつ使い捨て(血や菌が残っているかもしれないので)

他は別に 消毒をしたりとかなし。

カレンドユラ(菊科の花)というホメオパシーのレメディーで消毒の役目をするものを代わりにつかう。

(これ自然化粧品にもよく入ってるよね)


そんでもって、上のお嬢ちゃんが プールがあるってのと

なんかお母さんが苦しそうだしなんだか起こりそうで不安でバタバタしてるんだけど

(その夫婦には4.5歳の女の子がいました。お父さんも立ち会ってました)

待ちきれなくて水着でお母さんより先にプールに入って遊んでました。えっ


ばい菌はいちゃわないの?

っと思うのですが・・・・


家族の菌は 免疫力が赤ちゃんにはあって大丈夫なんですって。

だから、 お父さんも普通の格好で立ち会うし

産まれる前に 力むので

 ウンチ君を出すのが 一般らしいのですが(産んだことないもんでびっくりした)

そのウンチ君が赤ちゃんより先に 水中に生まれてくるのですね。

その菌も大丈夫なんだって。


だから、病院は あの分娩台で あの器具で たくさんの人達に囲まれますから。

自宅出産の安全なことは ここでわかります。


そのウンチ君 その方は 固形だったので 助産師さんが 手で拾い集めてましたけど

びちびちの方も 同じく大丈夫。

でも、ウンチ君まみれで 産まれてくることになるので あまり歓迎できないとのことです。


ぎりぎりまで、横になりながら 普通にしていて

もちろんまっぱだかで 陣痛の間隔をみて プールに入ります。


そして うーん痛いよなんてうなってたら ウンチ君 

あれよあれよと 破水!

と思ったら  少し頭 ! 


つるーん!!


産まれてしまいましたがな~!!!


早いし そんなに陣痛の期間も痛いのは ちょっとだけみたい。


なにせ 無理のない 姿勢で (その方は端っこにしゃがんで旦那さんに手をつないでもらって

汗をふきふき りきんでました。分娩台の姿勢は産む人には不利な姿勢なんだってね。

だから、より苦しいらしい。)


気持ちいい 暖かさの水の中

裸で 解放的。(点滴とか器具も入れたりしないんだよー。あれだけで体硬くなるもんね。)

好きな曲かけたりできるしね。(もうノリノリの曲でも 癒しの曲でもなんでもOK)

本当にリラックスできるなーって感じだし、

みんながずっと傍にいて 助けてくれる

(病院って陣痛の間1人ベットで待ってたりすることもあるとかきいたなー)


随時、助産師さんたち(3人)が

アロマを炊いてくれたり

その時にあったレメディーを 口に入れてくれます。

だから、カラダに負担が少ない。

心のほうの負担なんて すごい少ないんじゃないかな。


その後 

産まれた子をしっかり両手で持って

へその緒が ついた状態で お母さんは プールから よいしょっと

でてきます。(これもびっくり。繋がったまま裸での移動でありますパー


それから、横になって

旦那さんとおねえちゃんになったさっきプールに入ってたお嬢ちゃんが

へその緒を切ります。

記念撮影で写真をとります。(ご機嫌で、さっきのバタバタも不安もどこえやらのお姉さんの顔です)

このとき 夫も子どもを立ち会う事で家族の絆や

性教育にもつながり とってもいいそうです。

(これってほんとに伝えたりするのって難しいもんね~。)


へその緒を切るまで お母さんの胸の上ですやすやしてるんだけど

へその緒を切るといっきに酸素が送られ

「おんぎゃ!!」

元気に泣き出します。

そして、さっそくお乳をあげます。

このときにすぐ吸わせる事によって

乳首を後でいちいち 看護婦さんにいたい思いをして 出してもらう手間が省けます。

このタイミングで吸わせる事で お乳も出るし

赤ちゃんとの関係もよくなるし

後の妊婦さんの体調回復も早まるんだそうな。


その間、胎盤剥離が 自然を起こり その始末をします。

きれいにはがれない場合 レメディーで対処できます。

そして  一番心配な会陰切開はなし。

大きい赤ちゃんだと少し切れることもあるけれど

わざわざ切る必要はないそう。

自然分娩だと 自分のペースでゆっくり 広がってくるからなのだそうです。

仮に切れた場合も簡単にくっつけてレメディーを2.3日のめば

きれいにくっついているそうです。


この方は 安産の典型のような方だそうで参考にいいだろうとみせてくれました。


ただ、もし、途中で助産師の力ではどうにもならない展開になった場合

病院の先生との連絡が

蜜にあるので その判断力もお任せしていいみたいです。


病院の良い所と 自宅出産の良い所のいいとこどり。


やっぱり 不安とか 恐怖とか なく

気持ちよく 出産したいです!


心と体はつながってるからねー。


他にも、高齢出産やリスクのあった出産(逆子とかね)の

病院に送ることなく

無事自力で自宅出産したパーセンテージをみましたが、

(もちろんどのような経過でいったかも話してくださいました)

思っているより低い!

安全よ。


なんか 出産って 楽しそう。

女性に生まれてきたからには

体験してみたい。


そんな気持ちになりました。


だから、不安になっているこれからの人におすすめかも。


その後の 子育ても 楽というか 楽しいんだって。


産まれてきたときのトラウマがないんだもんね。

理由がわからず 人間関係で苦しんだり 病気になったりも減るんだよ。


人間本来の力 いまさらながら おそるべし。


やってみたーい 自宅出産ラブラブ