こんにちは。
この前、らいくみさんの講座PF編東京8期が終了しました。
みなさまお疲れさまでした
らいくみさんのブログはこちら
8期の前にアシスタントをさせてもらったPF編7期のみなさんにも共通して思ったことですが
自分の心に向き合おうと思えたことってすごい
ですよね。
今しんどい現実を、他人や環境のせいにせず
「じゃあ、自分はどうする?」
と捉えられたから、これまで講座で自分に向き合い続けてこられたんだと思います。
しんどい現実を受け入れ、しんどい(見たくなかった)自分自身を認める決断をした上で、自分自身を変えようとしているんですよね。
当たり前のことのようで、当たり前でない。
とても勇気がいることだと思ってます。
そんなみなさんの貴重な時間に関わらせていただいて、ありがとうございました
自分に向き合う時間をがっつり作ったことで
気持ちの扱い方や、対処法を学んでこられたと思います。だから自分でできている。
7期8期ともみなさんの話を聞いていても、それをとても感じました。
うまくいくときも、うまくいかないときもあると思いますが、お互いにゆらゆらやっていきましょう
依存症のことをちょっと書きます。
家族が依存症!!となったら
すごく焦りますよね。怒りが湧きます。悲しくなります。あらゆるネガティブな感情が襲ってきて
もう人生終わりだ、というような気持ちにもなります。混乱します。
(わたしがなりました)
上に書いたのはわたしの感情だけれど、
家族が依存症!とわかって、
しかもお金がなくなる、とか、暴力を振るわれる、とかあるのに
「ふーん、じゃ、買い物行ってくるね♪」
なんて平常心でいられる人っていないですよね。
(いたらいたで心の機能不全だと思う)
隣にいる人が、わけのわからない行動をとってたら
ネガティブな感情を感じて当たり前です。
だから不安定な気持ちになります。
不安定な気持ちなときは、誰しも判断力が鈍ります。
海で溺れてるような状態だと思います。
だからね、そんなときって
浮かぶものが見つかればなんでも掴みたくなる。
助けてくれる人がいれば、全力で助けを求める。
そうなって当たり前だろうなと思う。
だから何が言いたいかというと、、
家族が依存症だ!ってなって
心が溺れてしまったときに
溺れてる人がなるべく多くの選択肢に出会えたらいいなあと思っているんです。
1人しか助けてくれる人がいなかったら、
その人に助けてもらうしかないですよね。
けど、複数人助けてくれる人がいれば
その中から選択することができます。
依存症で困っている人に、らいくみ塾の存在を知ってもらうのは、そんな意味があるんだなと思っています。
最近いろいろ広がってきているようで
すごく嬉しいです
そしてタイトルの風邪ひき、ってやつですが
わたしなりの依存症の捉え方ってこんな感じだなあ、ということなのです。
2つの意味があって
①症状を抑えるのではなく根本的に治療したらよかったよ。
②今、風邪をひいているだけ。
ということです。
ちょっと矛盾することですが、そう捉えてます。
①は、例えば風邪ひいて喉が痛いとします。
だから喉に効く薬を飲んだとしたら、喉の痛みはなくなります。
けど体内に菌やウイルスが残ってたら、次は頭痛、次は鼻水、、と症状が変わってぶり返すわけです。
で、例えばその人が生活習慣がガタガタだったり虚弱体質だったら、
今回の風邪は治ったとしても、またすぐどこかで風邪をもらってきます。
これって依存症をはじめ、人生を苦しくするものと似ていると思っているんです。
夫はギャンブル依存症だから、金銭管理をしたらギャンブルには行かなくなる。けど、次は浮気をする、それが終わったら次はワーカホリックで家に帰ってこなくなる。と困ったことが起き続ける。
そんな人といるのはごめんだ!!と離れられたとして、自分の性質が変わらないと、
また同じような人と付き合う可能性が高くなる。
みたいなね。
(もちろん全ての人がそうなるわけではないし、
どんな健康な人でも困ったことは日常的に起こります。その頻度や強度が上がる可能性が高くなる的なことを言いたいです。)
だから一回、自分自身の在り方や考え方に
焦点を当ててみるのは、重要な視点なんじゃないかと思っています。
②は、家族が依存症だからって
人生は終わってない
ってことです。
わたしは、夫が依存症真っ盛りのときや
子どもが不登校問題行動真っ盛りのときは
もう人生終わりかも
と何度も思いました。
自分の人生=依存症家族で最悪
みたいになっちゃったんですよね。
けどけどーー
これも風邪と同じだよなーと最近思ってて
誰しも風邪をひくのと同じように
誰しもしんどい時期があるよねーと思うんです。
だから、依存症に関わったからといって
絶望しなくても大丈夫なんだなーと思ってます。
依存症だけじゃなくてね
しんどい時期、なんです。
長い人生、貴重な自分の人生の切り取ったひとつの期間なんですよね。
わたしは、夫の依存症真っ盛りのとき
ある人に依存症をカミングアウトしたときに
「依存症で大変な人」
とレッテルを貼られました。(わたしがそう感じた)
(それからとてもマウントとられるようになった)
そのときはショックともやもやしか感じられませんでしたが
今ならわかります。
「わたし=依存症で大変な人」ではなくて
「わたしは当時、依存症で苦しんでいた」のですよね。
「人」と、「出来事」は、違う。
その視点は、忘れてはならんなあと思います。
自分にも、誰に対しても。
困っていた当時は、
自分に対して、「不幸な人間」とレッテルを貼ってしまっていたように思います。
誰かが風邪ひいても
〇〇さんは、今、風邪をひいている状態だ。と思いますよね。
〇〇さんは、風邪の人。ではないです。
(わかりにくい)
夫と喧嘩しながら、子どもにイラつきながら
そして久々の健康診断で2キロほど体重増えながら、、(昔だったら耐えられない重さになった。)
そういうの(うまくできない自分)も、ありなんだな、を練習しながら
日々やってきてます。
そんな感じです