こんにちは。
ラーニングエッジの松江です。

本日は、
「業界トップの共通点」
というテーマでお話します。

和食界に80歳を超えてもなお、
進化し続けている料理人がいます。

その料理人こそ、道場六三郎氏です。

80歳になり、料理人61年目だった昨年、
「これがあるとどこか縛られている気がする」
という理由で、道場氏は自身が作り上げた
献立や記事を全て燃やしたそうです。

60年という長い年月をかけて作り上げた、
料理人として生きてきた軌跡を捨てました。

過去の栄光に縛られることなく、80歳にして、
もう一度、新たなスタートをきったのです。

この決断には、本当に脱帽します。

しかし、道場氏は過去だけでなく、和食という
ジャンルにも決して縛られない料理人でした。

味噌汁にチーズを入れてみたり、
中華食材のフカヒレを和食の茶碗蒸しに入れたりと

道場氏の「食材に国境なし」の言葉通り、
食材の使い道に固定概念を持たず、様々な食材を
和食に取り入れていきました。

ただ、初めから異端児のように、創作料理を
作っていたかというとそうではなく、

吉田茂など当時の政財界のトップが通う料亭の
料理長に、若干29歳という若さで就任するほど、
和食の道を極めた料理人でした。

基本を極めたからこそ、一見、和食に合わなそうな
食材もうまく融合することができたのです。

かの有名な画家、パブロ・ピカソも同様で、
初めから奇抜な色使いの絵画を描いていたわけではなく、
青の時代といった写実的な絵画を描いていた時代を経て、
晩年の作風に至っています。

何事も新しいものを生み出すことはとても労力が
必要なことですが、新しいところから新しいものが
生み出されるのではなく、新しいものの根底には
必ずと言っていいほど、土台がしっかりとした
“基礎”があるのです。

これは、ビジネスにおいても同様で、
何か新しいアイデアを生み出そうとするとき、
重要になってくるのは、基礎に飽きず、
基礎に学ぶことです。

では、売上をあげようと新しい施策を考えるとき、
土台として必要なのは「売上を構成する要素」ですね。

ジェイ・エイブラハムはこの要素を
“ビジネスを成長させる3つの方法”とし、
次のように定義付けています。

---------------------------------------------------------------------------

 ビジネスを成長させる3つの方法

 1.顧客の人数を増やす
 2.平均的取引の価格を増やす
 3.再購入の頻度を増やす、
  各顧客から、より多くの残余価値を引き出す

 『エイブラハム・マーケティング・バイブル3』(Mr.X著)

---------------------------------------------------------------------------

このビジネスを成長させる3つの方法は、
「売上=顧客数×購入単価×購入頻度」という
売上の構成を表す公式として、

過去、本メールマガジンでも何度もご紹介
していますが、決して「知ってるよ」と思わずに、

ビジネスの戦略を考えるときは、常に思い出して
頂きたい“基礎”なので、しつこいのは承知の上で
何度もお伝えしたいのです。

「新しいものの土台には、揺るがない基礎がある」

ビジネスにおいても基礎を築くことから
真剣に始めてみてください。



[追伸]
全てのビジネスの土台となるジェイの“卓越の戦略”は
こちらの無料セミナーでお伝えしています。

詳細はコチラ
無料ワークショップ


-----------------------------------------------
本日もお付き合い頂き、ありがとうございました。
今日の内容を、どのように活かしますか?

是非ノートに書き留めたり、他の人と話したりして、
アウトプットしてみてください。

悲しいかな、人は、
「自分が話したことしか覚えていない」生き物だそうです。

こちらのコメント欄に
アウトプットして下さっても構いません。
むしろ大歓迎です^^

読者様からのコメントに学ばせて頂きながら、
より多くの方々にとって
役に立つブログを作って行ければ、と思います。

よろしくお願い致します。