こんにちは。
ラーニングエッジの松江です。

本日は、
「思い込みを捨てる」
というテーマでお話します。

ここ最近、大人向けの炭酸飲料がヒットしていますね。

“キリンメッツコーラ”は、食事の際に脂肪の吸収を抑える効果から
特定保健用食品に指定されていて、習慣病が気になる人
にも向いている商品ですし、

フランス生まれの“オランジーナ”は、柑橘果汁12%と
通常より果汁が多く、オレンジの皮のエキス入りで
ほのかな苦味が20~40代に人気の商品です。

また、“大人のキリンレモン”に至っては、商品名に
「大人」が入っていて、ターゲットが大人と明確な商品です。

お酒のように年齢制限があるわけではないので、
炭酸飲料は買う人を選びませんが、その多くは若年層が
メインターゲットとなっています。

その中で、敢えて“大人”にターゲットを絞ることで、
商品には“大人にとって”魅力的な付加価値が付き、
“大人”に選んでもらえるようになります。

大切なことは、 思い込まないこと です。

世界No.1マーケティングコンサルタントの
ジェイ・エイブラハムは、
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“事前に市場が何を望んでいるかを決断するのは馬鹿なこと”
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であり、また、

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“時には顧客本人でさえも自ら欲するニーズに気づいていない”
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と述べています。

「ふりかけは子どもの食べ物」という常識を覆して
大ヒットした“おとなのふりかけ”のように、
炭酸飲料は若者が飲むもの、という思い込みを捨てたことと、

30~50代は子ども時代にコーラをよく飲んだ世代ということから
歳を重ねても炭酸飲料へのニーズが存在していた、

という背景から、今、大人向け炭酸飲料は
ヒットしているのだと思います。

もしかしたら、中小企業向けだと思い込んで
営業を続けているあなたのサービスは、
実は大企業にこそ、需要があるものかもしれませんし、

また、高齢者をターゲットとして販売してきた商品でも、
打ち出し方を変えることで若年層にも受け入れられる
商品になる可能性だってあるのです。

ジェイがいつも言っていることですが、
ある一方からだけでなく、多方面からアプローチする
モノの見方を持つことが大切です。

そうすることで、
販売機会を増やしたり、ターゲット層を拡大させる
ことにも繋がるからです。

まずは今までの販売方法に囚われないで、
自由な発想を持って考えてみてください。

「この商品は特定のターゲット以外には売れないのか?」
「こういった人もこの商品を必要としているのではないか?」と。

そして、あなたの商品に詳しくない方と話してみてください。

友人や家族など、普段仕事の話をしない人、
あなたの商品に固定概念がない人はきっと、
あなたの視野を広げてくれるはずです。


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本日もお付き合い頂き、ありがとうございました。
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悲しいかな、人は、
「自分が話したことしか覚えていない」生き物だそうです。

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