こんにちは。
ラーニングエッジの松江です。

本日は、
「スポーツトレーナーが自ら30kg太った理由」
というテーマでお話します。

先日、米国のスポーツトレーナーの男性が、
6ヶ月暴飲暴食をして体重を87kgから120kgへ増やし、
また6ヶ月かけて86kgへ戻した、という
驚きのニュースを見ました。

自ら無理やり太って、頑張って痩せる。

何の意味があるのだろう、と思ってしまいますが、
この1年かけたチャレンジは、彼がトレーナーを
務めるジムの生徒さんから言われた一言がきっかけでした。

「太っている人の気持ちなんてわからないでしょ」

そう言われたときの彼はまさしく、
「肥満は言い訳でしかない」と思っていた、
だから、このチャレンジをしたそうです。

そして、実際太ってみると、
毎日100回行なっていた腹筋は、わずか3回ほど
行なっただけで息が上がり始める、といった体験を
通して、痩せることの大変さを実感されていました。

ビジネスにおいて、顧客や市場のニーズを把握することや
顧客の立場になって物事を考えることが大切であると、
本メールマガジンでもお話させて頂くことがありますが、

頭で考えるだけでなく、このスポーツトレーナーのように、
自らが顧客の立場を経験しなければ、

本当の意味で顧客の立場を理解したとは言えないのかも
しれないと、改めて感じました。

ダイエットをしたいという人をお客さんに持ち、
「一緒に頑張りましょう」と言っていたトレーナーの
本心は、「肥満は言い訳だ」なのですから。

そうなると、自分が顧客(サービスを受ける側)になる
ということを率先して行なうことが必要になります。

私であれば、他社さんのセミナーへ足を運ぶ、
様々なビジネス教材に触れる、メルマガを購読する
といったことを行なうことで、

どうされたら顧客側は嬉しいのか、どういったところに
不満を感じるのか、を身を持って知ることが大切です。

世界No.1マーケティングコンサルタントの
ジェイ・エイブラハムは次のように述べています。

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 “あなたのビジネスは、自分が顧客の立場でお客様が期待し、
  望むような形で運営する必要がある。

  常に顧客の扱い方を向上させる方法を模索すれば、
  彼らはあなたのビジネスにとって一番重要な対価、
  つまりキャッシュでその努力に応えてくれる。”

  『エイブラハム・マーケティング・バイブル1』(Mr.X著)

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あなたが顧客の立場のときにサービスする側へ望むことを
ご自身のビジネスへ取り入れることで、顧客満足度は向上し、
リピート購入へも繋げることが可能になります。

だからこそ、まずは顧客の立場に自らの身を置くことが
必要なのです。

自分が顧客になることで、
▼ふとした待ち時間にお客様は何を求めているのか、
 (そもそもサービスする側は待たせていると
  感じていない場合もあるでしょう)
▼商品や広告のどういったポイントに魅かれるのか、

さらには、
▼どういった悩みや期待があるときに購入しようと思うのか、

などといった顧客の感覚を持つことができ、
サービス向上、販売数増加のきっかけを掴めるはずです。


とはいっても、30kg太って痩せる、
という試みは、なかなか難しいものです。

私も経営者様とお仕事をさせて頂くことがあるのですが、
だからといって、お客様の気持ちを知るために
今すぐ経営者になる、ということは正直、非現実的です。

もし、あなたも顧客の立場に身を置くことが
難しい場合は、ぜひお客様となる立場の人に
“寄り添う”ことから始めてみませんか?

自分の頭で考えることにはどうしても限界がありますので、
ぜひ、顧客の立場の方の話を聞いたり、同じ時間を
過ごすといったことで、顧客感覚を掴んでみてください。


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本日もお付き合い頂き、ありがとうございました。
今日の内容を、どのように活かしますか?

是非ノートに書き留めたり、他の人と話したりして、
アウトプットしてみてください。

悲しいかな、人は、
「自分が話したことしか覚えていない」生き物だそうです。

こちらのコメント欄に
アウトプットして下さっても構いません。
むしろ大歓迎です^^

読者様からのコメントに学ばせて頂きながら、
より多くの方々にとって
役に立つブログを作って行ければ、と思います。

よろしくお願い致します。