こんにちは、
「売れる仕掛け」事務局の中澤です。

マーケティングや企画を担当される方が
商品を作る場合、いつも夢を思い描くのが


  「ヒット商品」


なのではないでしょうか?


出した瞬間から口コミで徐々に広まり
知る人ぞ知る人気商品へ、

そして、ある時テレビなどで紹介され
一気に爆発的に売れて行く。

そんな商品を作り出すことができたら
企画担当としては本当に嬉しいですよね。

しかし、企画担当としては
さらに上を目指していただきたいと思います。


企画した商品を一時的なヒット商品ではなく
安定的に売れ続ける「ロングセラー商品」にしていただきたいのです。

時代が移り、お客様の価値観や嗜好が代わっても
ずーっと売れ続けていくロングセラー商品。

自分の子供や孫に対して
「あの商品、自分が作ったんだよ」と
そういってあげられる商品を作ることが
企画担当としての本当のゴールなのだと思います。

そして、それこそが企業の売上を支えてくれるのです。


例えば、昔「THE 虎舞竜」というバンドがありました。
その代表曲と言えば「ロード」。

当時200万枚も売れた大ヒット曲となり
CDの印税や放送著作権などいろいろあって
高橋ジョージさんは22億円もの金額を手に入れました。

しかし、話はそれでは終わりません。

2010年、ある番組で彼はこう言っていました。

「今でも何もしなくても
 印税が年間1200万円ほど入ってくる」

カラオケやその他の著作物の使用料で
毎年印税が入ってくるそうです。

ロードがCDとして販売されたのが
もう18年も前のことですから
時代を超えてどれだけ愛されているのかよくわかります。


また、株式会社やおきんという会社が
あるロングセラー商品を出しているのですが
ご存知でしょうか?

○うまい棒
○きゃべつ太郎

と言えば、知ってる!という人も
多いのではないかと思います。

ちなみにうまい棒と言えば
安いおかしの代表作ですが
この会社は年間131億円稼いでいます。

従業員一人あたりの売上は
年間2億4000万円です。

流行に流されず、長い間にわたって
お客様に愛され続けるロングセラー商品を作る。

それこそが長きにわたって
企業の売上を支える商品となるわけです。

商品企画を行うマーケティング担当者であれば
そこを目指していただければと思います。

また、ロングセラー商品には
他にも様々な事例がありますので
色々と探してみてください。

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