こんにちは、
「売れる仕掛け」事務局の中澤です。

最近、食品偽装や衛生面の不備で食中毒等が発生し
老舗のお店や地域で有名なお店が
軒並み倒産するといった事例が起きています。

・食材を使いまわしたらどうなるのか。
・きちんと処理しなければどうなるのか。

と、考えたときに

「そう問題は起きないだろう」

と甘めに見通したのが大きな問題でした。
1回でも判明したら
それがきっかけで倒産することも珍しくありません。

ではどうしたらいいのでしょうか?

先日、登山家の方のインタビュー記事を見ました。

その中で印象的なこんな言葉がありました。

「山を登りに行くとき、
 ありとあらゆる状況を想定して準備を行う。

 もし自分が想定していない問題が起きたら
 それはを意味する。」


「だから万全の準備を行う。
 上る前にルートを決め、情報を集める。
 
 天候が悪くなったらどうするのか。
 そのときに備えて、どれくらい食料を用意するのか。
 進むときと戻る時の判断基準は。
 本当に必要な道具は何か。少しでも軽くすることはできないか。
 
 持ち物が重くなれば、それだけ体力を消耗する。
 だから持ち物はできるだけ軽くする。
 5g,10gといった単位まで軽くするんだ。」



マーケティングにおいても
同じことが言えると思います。

ビジネスを行う際に
ありとあらゆる状況を想定すること。

想定外の問題が起きたら、
それはビジネスにおける「死」を意味します。
つまり、うまくいかなくなるということです。

そのために次のようなことを考えるのです。


マーケティングであれば・・

○想定より集客ができていなかったらどうするのか
○広告を出すのであれば、媒体はどこにするのか。
 費用対効果はしっかりと得られるのか。
○マーケティング活動を大きく伸ばす時と
 小さく撤退するときの基準は何か
○本当に必要な投資、コストは何か。
 5円、10円でも削ることはできないか。


経営者であれば・・

○予算と売上が離れた場合にいったいどんな手を打つか
○その手段を誰がやるのか。
○キャッシュはどのくらい持つのか。
○持たない場合の資金繰りはどうするのか。
○そのビジネスを行うときと辞める時の
 判断基準はどのようにするのか。
○コストを少しでも減らすことはできないか。
○売上を増やすために他に何かできることはないだろうか。


もちろんそういった問題が起きずに
ビジネスがスムースに進んでいけば
全く問題はありません。

「杞憂だった」
「心配して損した」

そう思えたなら、それが一番良いのです。

しかし、もうご存知かと思いますが
経営やマーケティング活動が
想定通りに進むことは滅多にありません。

ですので、

想定しうる限りの問題を発見し
どう対策を取っていくべきなのか。

常に心配し、考えておくことが大切なのです。

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