こんにちは、
「売れる仕掛け」事務局の中澤です。

新商品や新サービスを告知する前に
皆さん必ずやられることがあると思います。

それは「皮算用」です。

『これを販売することによって
 大体500万円くらい儲かる。
 最終的には1000万円くらい儲かるだろう。』

例えばこの広告を出した場合に

『大体1000クリックがあるから
 そこからの流動が反応率5%として
 約50人が申し込む。

 すると、100万円の売上が上がり
 さらにバックエンドで、400万円に膨れ上がるだろう・・』


マーケティングを行う上で皮算用を行うことは
非常に危険だと個人的には考えています。

皮算用が甘くなればなるほど
それがうまくいかなかったときの
手段や対策を怠るケースが非常に多いからです。

慌てて対策を立てても
ほとんどうまくいくことはありません。



マーケティングをきちんと行っている会社は
あらかじめ最悪を想定しています。

そして、そこに対策を立てるのです。

例えば広告を出す場合に

「通常だったら3%は反応があるから
 1000万円の利益が出るはずだ。

 しかし、時期的な要因や
 お客様の状態によっては
 それほどうまくいかないかもしれない。

 それが1%だとしたら、300万円ぐらいになる。

 その場合は次に販売しようとしているバックエンドや
 この利益を元に行おうと考えている施策が
 行えなくなる可能性がある。

 この広告がダメだった場合に他の媒体も探しておこう。」


こうやってあらかじめ対策を立てておくのと
緊急で行った場合で何が最も異なるかと言いますと

「情報の正確さ」です。

緊急で行った場合は、とにかく頭がパニックになっています。
また時間もありませんからすぐに手を打たなくてはありません。

新しい広告媒体を見つけたとしても
それがきちんと出すに値する媒体かどうか、など
検証することなく出してしまうのです。

このことは科学的な研究データからも判明しています。

また、その対策にあたるスタッフも
バタバタした対応になってしまうため
通常の業務に支障が生まれるといったことが起こり
全社的にダメージを与える場合もあります。

逆にあらかじめ対策を立てた場合は
きちんと対応策を整えているので、
パニックになることもありません。

スタッフも次に何をすればよいのか
きちんと把握しておりますので、
スムースに移行ができるのです。


皮算用を行い、甘めに見るのではなく
常に厳しすぎるほど厳しい目で見る。

その上でどうやったらいいのか考える。

マーケティングキャンペーンとは
本来そうあるべきだと私は思います。

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