社員に自社の価値を伝える

こんにちは、
「売れる仕掛け」事務局の中澤です。

売れる仕掛けを作る際に
最も大切にしなければいけないこと。

それは「社員」です。

営業であれ、マーケティングであれ
お客様と直接接する機会が最も多いのは社員です。

その社員が自社の商品やサービスに対して
自信がなさそうに話している。
断れるのではないかとドキドキしている。

ということであれば、
本来売れるものも売れません。

営業ではこういったときに
「自社の商品は良いものだ」と思い込む手法があると聞いたことがあります。

しかし思い込んだ結果
失敗したケースも多く聞いています。


営業と接する機会が多い友人が
次のように語っていました。

「ある営業が来たんだけど、
　自社の商品やサービスがいかに素晴らしいか語って帰っていった。

　ナルシストが、いかに自分がすごい人間なのか
　語っているのをずっと聞かされたみたいで
　あまりいい気持ちにはならなかった」

営業でもマーケティングでも
商品を購入してもらうために
伝えることは1つしかありません。

「この商品・サービスをお客様が
　お金を払ってでも手に入れるべき理由やメリット」

です。


営業やマーケティング担当がこれをきちんと理解し
伝えることができれば、あとは彼らが売ってくれるようになります。

ではそれをどうやって伝えるか？


ある企業ではこう行いました。

お客様からいただいた喜びの声や嬉しい感想を
オフィスの壁にたくさん貼りつけました。
トイレにも貼りつけました。
給湯室にも貼りつけました。

貼りつけられなかった分は、ファイルにまとめ
いつでも閲覧できるような形にしました。

常に社員が立ち寄るところ、目に入る位置に
お客様の喜びの声が見えるような仕組みを作ったのです。

そうすることで、常に自分の仕事や
自社のサービスがいかにお客様の役に立っているのか
具体的に社員が知ることができるようになりました。

すると社員は自信を持って紹介するようになり
売上も徐々に伸びていき、お客様の声がさらに増え・・と
良い効果を生み出しました。


また、洗面所などに感想を貼りつけておくと
来社したお客様も目にします。

その感想をお客様が見て、会社に好印象を持ち
成果につながったという話もあります。


お客様に対して売る前に
まず社員に対して、自社の商品やサービスを販売する。

それがお客様にも伝わり、売れていくのです。

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