お世話になっております。
ラーニングエッジの荒井でございます。

本日も、
明日よりお役立て頂ける情報をお伝え出来たらと思います。
よろしくお願い致します。


実は、今週の月曜日から、
オフィスの場所が移転しまして、
新しいオフィスでの業務が始まりました。

西新宿にあるオフィス街の一角なのですが、
新しいオフィスとなり、
社員一同、気を引き締めております。

セミナールームも併設されており、
ジェイ・エイブラハムワークショップも、新オフィスで開催される事になります。

まだ参加された事の無い場合、
これを機に、是非とも参加をご検討下さいませ。





さて、最近、改めて気が付いた事があるのですが、


昨日オフィスから帰宅した後に、
財布にねじ込んでいたレシートの束を確認してみますと、
異様にコンビニのレシートが多いのです。


そこで、その日1日の行動を振り返ってみますと・・・

・朝、コンビニで朝食を買って通勤
・昼休みに、昼食を買いにコンビニへ
・夕方、コーヒーとおやつを買いにコンビニへ向かう
・業務終了後、コンビニで雑誌と軽い食料を購入して帰宅

と、1日で4回もコンビニに通っていました。

「少し通いすぎではないか?」
と思われたかもしれませんが・・・


今回は、そのコンビニのマーケティング戦略を例に挙げて、
コンビニに見る「売れる仕掛け」を、
2回に分けてご紹介させて頂けたらと思います。


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コンビニに見る『売れる仕掛け』【その1】
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日本におけるコンビニエンスストアの市場規模は、
約7兆円もあると言われています。

デパートの市場規模(約7,5兆円)に
並びつつある事を見ると、

今日、人々とコンビニエンスストアが
密接している関係にあると言っても
過言では無いかもしれません。


また、別の見解から言いますと、
数々の商品が溢れている現代において、
これだけの結果を残しているという事は、、

「コンビニは非常に練りこまれた
マーケティングを展開している」
とも言えます。



例えば一例ですが、
コンビニでは、レジ打ちの時に、
システム上最終的に、お客様の属性を打ち込まなければ、
レジが開かないようになっています。

POS管理システムと呼ばれるこの仕組みによって、
来店するお客様の属性を分析し、
そのお店の顧客属性に合った商品を仕入れる事になる訳です。


例えば、オフィス街のコンビニにおいては、
パンや弁当等の食料品、
栄養ドリンクやビジネス雑誌等が豊富であったりします。

また、大学の近くのコンビニにおいては、
学生向けに、お菓子やスイーツ、
文房具やファッション雑誌が豊富だったりするのです。


さて、コンビニエンスストアのような、
フランチャイズ形態のビジネスモデルにおいては、
非常に練りこまれた戦略が、
POS管理システムのように組み込まれているのですが、

コンビニエンスストア業界の成功の本質は、
このようなシステムの確立にある訳ではございません。


それは、
『顧客の属性に合わせた販売戦略』を心がけてきた事。

言い換えれば、
『常にお客様のニーズを汲み取り、それに答えてきた』

という事に成功要因があると言えます。


自らの力で、ゼロからビジネスを成長させてきた、
個人事業主や、中小企業の経営者にとっては、
システムの導入や開発は、多大な初期コストが必要となるため、
手が出しにくいのも事実です。

しかし、メールマガジンや、会報誌、
フォローの電話等で、
お客様との密なコミュニケーションを心がけ、
お客様のニーズを汲み取ることは、
決して難しいことでは無いのではないでしょうか。


あなたも、是非、ご自身のビジネスに当てはめて
振り返ってみてはいかがでしょうか。


最後までお読み頂き、誠にありがとう御座いました。
今後ともセミナーズをよろしくお願い致します。

セミナーズ事務局
荒井 正博


【追伸】
コンビニエンスストアに
客足が耐えない理由の一つとして、
「新商品が豊富である」
という事も挙げられます。

これについては、
また次の機会にお話出来たらと思います。