こんにちは。

セミナーズの八木です。



本日はあなたのご家庭にもある、
「ある物」をテーマにお話しをさせて頂きます。



それは、【家庭用ラップ】です。


家庭用ラップと聞いて

「クレラップ」や「サランラップ」といった
名前を思い浮かべる方がいらっしゃるかと思います。


現在サランラップ市場では、クレラップと
サランラップで家庭用ラップ市場の約80%を
占めるほどの割合となっているそうです。


現・株式会社クレハがクレラップを
販売し始めたのが1960年でした。


1960年代といえば、冷蔵庫の普及率は
約10%という状況であったため、
クレラップの販売は困難を極めていました。


そんな中、クレハは冷蔵庫を売っている
デパートの家電売り場で実演販売を始め、
なかなかの実績を出し始めましたが、


それ以上に成果を出したのが
販売代理を請け負っていた
【酒屋さん】でした。


当時の【酒屋さん】は、御用聞きということで
各家庭を回って注文を頂き、商品を後から
お届けするという形を取っていました。


そのため、【酒屋さん】はどの家庭に
冷蔵庫があるかを知っていたのです



そんな酒屋さんが注文を聞く際に、
冷蔵庫のある家庭にクレラップを
紹介し始めました。

そうして、冷蔵庫を持つ多くのお客さまに
クレラップの認知が広まり、販売数を
伸ばしたそうです。


ここで注目すべき点は、この販売方法は、
どちら側にとっても良い形だということです。


酒屋さんは新しい商品を
勧めることができお客様に喜ばれます。


クレハはクレラップの売上を
伸ばすことができました。



これは、ジェイ・エイブラハムが、
提唱するジョイントベンチャーの事例です。
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50年前でさえ、このように両者の強みを有効活用し
Win-Winの関係を築ける施策を行っていました。


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互いの悩みを解決してれる仕組み
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あなたのご家庭でも、きっと新聞を
取っていらっしゃるのではないかと思います。


そんな新聞の販売店の中に

【新聞奨学生】という制度
があるのをご存知でしょうか。


大学生や専門学校生が新聞店に住込みで働き、
学費の援助をしてもらうという仕組み
です。


大手新聞社の奨学生であれば、卒業まで
この住み込みアルバイトを続けた場合、
海外旅行のプレゼントというご褒美もあるそうです。


新聞配達業界は今、労働力を
確保するのが簡単ではない状況です。


そして学生の中には、学びたいが学費がなく、
進学を諦めなければいけないという状況の
方もいます。


この奨学生の仕組みは、両者の悩みを
解決してくれるものとなっています。


・労働力の確保が困難な販売店

・学費の確保が困難な学生


この両者の悩みを解決してくれる仕組みが

『新聞奨学生』

なのです。


まさにWin-Winの関係を
築ける仕組み
となっています。


クレラップも新聞奨学生も
ジョイントベンチャーの事例です。


このように、私たちにとって身近な物の中からも
ジェイの提唱するノウハウに気づくことができます。


そして、実際に成果を出されています。

これらのマーケティングノウハウが
古いということはありません。

決して難しいものでもありません。


他業種にとっては常識となっていることが
あなたにとっては非常識となっていることがあります



その非常識を実行することによって、
他社との差別化が生まれ、新たな
強みとなり、収益を生み出す柱となります。


7つの習慣の著者コヴィー博士が言う
「パラダイムシフト」を行うことによって、
世の中の仕組みに対する認識と解釈の転換
ができれば、様々なビジネスチャンスが
あるということを理解できます。


「パラダイムシフト」をすることで
現在いる状況を打破する為にも
ジェイのマーケティングを学んでみて下さい。



最後まで、お読み頂きまして
ありがとうございました。


セミナーズ
八木哲也