数年前のことです。
ある方から経営コンサルティングの依頼が来たのでお受けしたのです。
その際、「どのような悩みをお持ちでしょうか?」と聞きました。
すると、「アクセスが少ないんですよね。どうすればアクセスアップできますか?」というご相談でした。
ところが、事業内容を聞いていくうちに、これはマズイと思い始めました。
なぜ、マズイと思ったのか?
理由は2つありました。
一つは「テーマが漠然としていた」こと。もう一つは「ターゲット層」です。
その方のコンサルティングは、大まかにいうと、「OL向け」に「キレイになる方法」を教えようとしていたのです。
まず、OL向けについてですが、残念ながら客観的に見てもあまりお金を豊富に持っている層ではありません。
どちらかというと、支払について「シビア」に考える層です。
いわゆる「価格弾力性が高い層」といえます。
化粧品や衣類を想像してみてください。
少し値段を上げるだけでも他店に流れてしまう可能性があります。
それと、テーマが「キレイになる方法」ですが、これは悩みが漠然としすぎています。
女性はみな当然キレイになりたいと思っています。そこは間違っていません。
しかし、それだと「漠然」としすぎているのです。
仮に、相談の通り「アクセスアップ」を実現したとしましょう。
ところが、ウェブサイトに来ても、漠然としていて見込み客の心に刺さりません。
依頼する気が起きないのです。
だから、私はその方に言いました。
「ターゲット」を法人やビジネス向けに変えて、「テーマ」も絞り込むか変えるかしませんか?と。
しかしながら、次からそのコンサルタントは二度と来ることはありませんでした。
今となっては笑い話ですが、想像以上に多くのコンサルタントがこの方と同じ過ちに陥っています。
ターゲット層がビジネスや法人向けでなく、テーマも絞り切れてないにもかかわらず、アクセスアップや集客が原因だと思い込んでいるケースです。
あなたのターゲットは法人ですか?個人ですか?
テーマは絞り切れていますか?
今一度、長く活躍し続けるコンサルタントになるためにも、見直してみましょう。
