タレーランの、8巻が出ました
この小説を読む時は、アイスコーヒーではなくホットコーヒーを飲みながら読んでいます
コーヒーの話を読むなら、コーヒーを読みたくなるね
今回は、コーヒーフェスティバルの話です
そんなお祭り、あったら良いなぁ・・・
※ネタバレ有り
「珈琲店タレーランの事件簿8 願いを叶えるマキアート」 岡崎琢磨
アオヤマと美星は、店員と客と言う関係が3年続き、今回やっとのことで付き合うことになった。
アオヤマは独立を目指してロックオンカフェで働いていたが、その職場を辞めて美星が働くタレーランで一緒に働くことにした。
京都は和風なイメージだが、日本一コーヒーが飲まれている。
ある日、バリスタコンテストで不正を働いた石井と言う男性とイベント会社に務める朝子と言う女性が現れた。
秋にコーヒーフェスティバルをやるので、出店してくれるお店を探しているという。
そこで、石井がタレーランを推薦したのだ。
石井は、なぜタレーランを推薦したのか
また何か企んでないか
そう思った美星は、事件が起きても解決出来るようにコーヒーフェスティバルに参加することにした。
そして、やはり事件は起きた・・・
あるカフェではコーヒーフィルターを切られて営業妨害されたり、タレーランではポットに苦味剤を入れられたり、モンキーズカフェでは沸騰石をミルクに入れられたり・・・
アオヤマも犯人を探そうと頑張るが、石井の推理により犯人にされてしまった
犯人は、最初から怪しいと思っていた石井なのか
それとも、別にいるのか
犯人の目的は、一体・・・
公園に6つのカフェが出店し、色んなお店のコーヒーが飲める・・・
良いなぁ
楽しそう
普通に、参加したくなる
京都は日本一コーヒーが飲まれてるってあったけど、カフェとか喫茶店も多いのかな
良いなぁ
今回の話、途中から犯人と動機が分かっちゃいました
主人公に感情移入しちゃうからそうなのかなぁって思ったりもしたけど、動機から考えるとこの人だよなぁって
個人的に犯人当てさへ検討がつけば、トリックとかは考えない
後は、自分の予想が当たっているかワクワクして読むだけ
今回は珍しく、犯人も動機も当たってたから、嬉しかった
いや、分かりやすかっただけかもしれないけど、ストーリーもコーヒーフェスティバルって言う魅力的なイベントの話だったし、興味深かった
アオヤマと美星は付き合ったけど、そんなに長続きせずに別れたのよね
美星は店長で、アオヤマは新人。
そう言う関係で付き合っていくと、なかなか仕事と恋愛の両立は難しいか・・・
色々、悩むよね
あと、願掛けって実際は効かないと思うけど、自分を鼓舞する上では結構役立つものだよなぁと思った
自分に対して暗示と言うかおまじないみたいなの考えると、少しは勇気が出るかもね