くも膜下出血発症の日 | くも膜下出血からの生還

くも膜下出血からの生還

独身
パートナーなし
女、49歳
一人暮らし
自宅でくも膜下出血を発症
入院から退院、自宅療養を経て仕事復帰に至るまでの記録です。

今後同じような経験をされる方やその周りの方々の
何かの助けになれればと思います。

私がくも膜下出血になった経験が

どなたかの支えや助けや参考になれたら嬉しいので、体験談を書きます。

 

今日は2022年2月24日。

発症してから、もう2か月と少しが経ちました。

 

結論から言っちゃうと

今は何の後遺症もなく、仕事も少しだけ復帰しています。

 

 

今日は病気発症当日の様子を書きます。

 

2021年12月11日(土)

私はピラティスのインストラクターをしていて

スポーツクラブでレッスンをしたり、個人宅へ出張レッスンをしたりしています。

この日は午後に1本、19時に個人宅への出張レッスン1本の予定でした。

 

午後の仕事を終えて帰宅し

19時の仕事に向かう準備をしている間に

くも膜下出血を発症したものと思われます。

 

この辺りの記憶が全くないのです。

なので私のメールの履歴、電話の履歴からの想像で書きます。

 

18時、「自宅トイレで汗びっしょりで、鼻血を出して倒れていたので、今日のレッスンをお休みさせてほしい」という内容のメールをお客様に送っています。

この送信履歴のおかげで、私がトイレで倒れてどのくらいの時間そうだったのかはわかりませんが、気を失っていたのがわかりました。

くも膜下出血の痛みは、よくバッドで殴られたような衝撃と例えられますが

その痛みで気を失ったのだろうと思っています。

 

その後、救急車を呼んでもいいか相談出来る窓口(救急安心センター事業#7119)へ電話を掛けています。

私からの発信はこの一件のみで

あとは救急隊の方からの着信が30件くらい。

全て不在着信なので、また気を失ってしまい応答出来ないでいたのだと思います。

 

その後警察からの着信もあり

最後の救急隊からの着信には出ているので、そこで応答出来て

病院に運ばれたのだと思います。

 

最初の着信から最後の着信まで約1時間。

その間諦めることなく警察にも連絡して下さり

私を病院に運んで下さった救急隊の方々には感謝しきれません。

 

あと運が良かったのは

この12月半ばは、コロナ感染者数が1日数人というとても少なかった時期。

受け入れる病院がなく、たらい回しにされることもなく、すぐに救急病院に運ばれました。

 

もう一つ運が良かったのは

運ばれた救急病院にちゃんと脳神経外科があったこと。

設備が整った病院というだけでなく、必要な手術が出来る先生もいらしたこと。

 

多くのラッキーのお陰で助けられた命だと思っています。

 

以上、病気の発症から病院に運ばれるまででした。

 

ありがとうございます。