こんにちは。
株式会社Venture Bank Next の土谷です。
私が社長になって、三年が経ちました。
今では「URBAN CLASSIC PILATES」が32店舗、従業員200名が働く会社に成長しました。
年末近くになると「年内はいつまで仕事ですか?」と、いろんな人から聞かれましたが、公休や休暇というものは、雇用されている従業員に与えられる権利であって、雇用をされていない会社役員には休日という概念がそもそもありません。
労働の対価として報酬をもらっているわけではないので、休む選択肢はあるのですが、店舗や本社が止まっていて、緊急を要することが起きない年末年始など、優先度の低い仕事を片付けてしまいたいタイミングというのが社長にはあるわけです。
新店舗に鍵付きの倉庫を作ったので、年末年始で店舗が休みのうちに、本社から書類を移送したり、店舗のレイアウト変更をしたり、粗大ゴミを回収したり、管理をしやすくするためにフォーマットを新しくしたり、できれば今やっておきたい、そんな仕事はいくらでもあります。
社長の仕事に終わりはありません。
仕事がんばってえらいとか、普通の感覚ではそう思われるのかもしれませんが、自分と会社のためにやっているだけの話です。
社長が何もしなくても、会社が回る仕組みを作るべきだとか、そんな偉そうなこと言いたい人もいると思いますが、そんなことはとっくにやっています。
その上でさらに、少ない本社社員で会社を経営し、会社がより多くの利益を残すためにこうしています。
時間やお金が自由になりたくて社長になったわけではないので、正月だからと言って休む理由もなければ、ゆっくりしたいという気持ちもありません。
お酒も飲まないし、旅行に行きたいと思うこともなければ、欲しい物もないので、初売りに行くこともありません。
朝起きたら仕事をして、夕方から勉強や筋トレをして、夜にまた仕事をします。
筋トレはセット間に休憩時間があるので、そのときにブログを書いたり、考えごとをしています。
私の会社では、営業時間外および休日の業務連絡は禁止にしているので、12月29日以降に従業員と連絡取ることは一度もありませんでした。
私へは、新年の挨拶も不要と伝えておいたので、従業員からメールなどをもらうこともありませんでしたが、これは正解でした。
私は、年末年始を特別なものだと思っていないので、新年になったからといって「あけましておめでとう」みたいなことを言って、新年を祝う理由もよくわかりません。
そもそも、グレゴリオ暦での元旦を一年の始まりとすることは、夏至や冬至のように定義をはっきりさせているものではなく、戦争や政治などの都合によって決められたことなので、現代に生きる私たちにとってはたいして意味はないわけです。
私はいつも徹底して、合理的な考え方をします。
新年だろうといつだろうと、走っている会社が止まるわけではないので、社長として年末年始にすべきことをするというだけの話です。
来期は、URBAN CLASSIC PILATESを50店舗、BRESTを4店舗を出店しますので、3月以降は組織体制の強化だけでなく、本社社員の増員も必須です。
今年こそ、D2Cのアパレル事業を展開し、既存事業との相乗効果が期待できるような新規事業を他にもやりたいと考えていますので、今まで会社に存在していなかったポジションがこれから作られることになります。
そんなことを考えれば、年末年始に休んでいる暇なんてありません。
それが社長です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2024年1月5日
株式会社Venture Bank Next
代表取締役社長 土谷泰平
筆者プロフィール
URBAN CLASSIC PILATES を運営する、株式会社Venture Bank Nextの代表取締役社長。ホットヨガスタジオLAVA、FEEL CYCLEを運営するベンチャーバンクグループの元会長秘書。