こんにちは。

株式会社Venture Bank Next の土谷です。

 

私の会社は、ホットヨガスタジオLAVA、FEEL CYCLEと同じベンチャーバンクグループですので、グループが取引をしている人材紹介の会社から、管理職クラスの求人者を紹介されることがあります。

 

どこの会社でマネージャーとして何年だとか、こういう経歴があるとか、希望年収はいくらだとか、そういう人を紹介されますが、私は全く興味がないので、面接をすることも、履歴書を見ることもありません。

 

私の会社の管理職は、自分からこの会社に入社してくれた人の中から選びます。

 

 

会社によって、役職者に求められるスキルは違います。

 

他社で評価されていた人が、必ずしも私の会社でも評価される人かどうかはわかりません。


先日、グループ会社を通じて人材紹介の会社から、フィットネス関係の上場企業で管理職だったという人を紹介されましたが、秒で断りました。

 

上場企業とは言っても、そもそもフィットネスクラブを運営する少し大きな会社は、だいたい上場企業です。

 

そういう会社は「人財」を大切にしているとか、きれいごとを言うくせに、契約社員とアルバイトばかりで、大卒ということが正社員になる条件だったり、学歴があるというだけで管理職だったりします。

 

会社が大きければ大きいほど、その傾向が強いので、フィットネス業界では、上場企業の管理職ということはステータスにはなりません。

 

うちの社員のほうが優秀です。


人材紹介で採用した場合、だいたい年収の30%くらいを紹介手数料として支払うことになりますが、その人の年収を500万とした場合に、一人の採用コストに150万かかります。

 

その金額をかけて採用したところで、優秀な人の比率というのはだいたい決まっているので、その人が優秀である確率は20%程度なわけです。

 

しかも、優秀ではなかったとしても、年収500万を払い続けなければいけません。

 

私の会社では、求人費に150万かければ、従業員を10人以上は採用できます。(私の会社には毎月200人以上から求人応募があります。)

 

10人採用すれば、確率的に2人以上は優秀なわけですから、同じ150万円のコストで、優秀な人材を採用できる確率は200%以上に上がるわけです。

 

採用する人数が多ければ、それだけ優秀な人の絶対数は上がります。


私の会社では、インストラクターとして採用した従業員に、管理職や本社社員というキャリアを残しておくため、本社社員や管理職を外部から採用することはありません。

 

 

だいたいにして、人材紹介で人任せにうちの会社を知った人と、うちの求人に自分から応募してくれた人と、どちらが会社にとって価値がある人材かは、考えるまでもありません。

 

人材紹介の会社は、人を転職させればさせるほど儲かるので、「転職すれば年収が上がる」というような広告を出し、人に期待をさせて市場を大きくしていますが、日本では勤続年数と年収が比例していますので、転職しないほうが年収は上がりやすいわけです。

 

辞められたら困る人に、会社は多くの給与を払うというだけの話で、そういう存在になれば誰でも年収は上がります。

 

それが現実です。

 

2024年になり、従業員は180名を超えました。

 

一年間で、店舗数も従業員数も3倍になりましたが、来年の今頃はさらに今の倍になっている予定です。

 

人材紹介なんかに頼らなくても、うちは十分に優秀な人材を採用できています。

 

今までの実績が、それを証明しています。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

2024年1月6日
株式会社Venture Bank Next
代表取締役社長 土谷泰平

 

筆者プロフィール
URBAN CLASSIC PILATESを運営する、株式会社Venture Bank Next の代表取締役社長。ホットヨガスタジオLAVA、FEEL CYCLEを運営するベンチャーバンクグループの元会長秘書。