■ 壁式構造の家の間取り変更で、じゃまな壁は取れますか？
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☆壁式コンクリートや２×４住宅、軽量鉄骨造のお宅のお悩みです。
家族の成長に合わせて、間取りを変更したい。
この壁、ちょっと邪魔だから、取りたいのだけど？
というようなご質問が多いです。
知らない人は、「大丈夫ですよと。」とさっさと取ってリフォームしちゃう。
ちょっと、待ってください！
壁式構造というのは、柱でなく、壁で家の構造を構成しています。
ですから、壁は大切な部分なのです。
取る前に、構造計算が必要です。
残念ながら、型式認定で建てられた軽量鉄骨造は、基本的にはダメです。
国土交通省の認定を受けるときに、この間取りでいかが？
と試験、評価を頂いていますので、基本的に、どこかの壁を取った時点で、
認定外になってしまいます。
それでは、絶対無理なの？とお困りの御様子を察します。
家の壁にも、構造を支える構造壁と、ただの間仕切り壁（張壁）
があります。
構造壁は、基本的に取れないと思ってください。
（ただし、構造計算によって、補強が可能な場合は除きます。）
ですので、あなたが間取り変更で、はずしてよいのは、
構造を負担していない、ただの壁に絞って検討されると、作業が早いと思います。
また、構造計算と調査、設計費を使って検討されてもよろしいですが、経費がかさみますので、
その分お部屋つくりに使われたほうが、きっとご満足されるとおもいますよ。
どちらにしても、壁をいじる大工事は、お金がかかりますので、
あまり替えないで済む間取りを、最初から考えることが大切です。