☆人には裏と表なんてないほうが良いのですが。(笑)
木には裏と表があります。
丸太の木材を、製材して、家を建てる木材にします。
自然に育った木の芯の方を「木裏」(きうら)といい、
外側の皮の方を、「木表」(きおもて)と言います。
木表の方が、年輪が綺麗にでますので、仕上げ方向に使われることが多いです。
しかし、自然の木材ですから、温室度の影響で「そり」ますね。
「木表」側からみて、板の場合は両端が外側に持ち上がるように反るのです。
大工さんは、木の性質を見極めて、適材適所につかっています。
最近は、新建材ばかり見ている人は、これが分からなくなっています。
梁などの荷重がかかる木材も、上と下を間違えないように使いたいですね。