おはようございます!!
浦和高等学園の
金子です。
(http://www.urazono.net)
久しぶりに映画の紹介を。
想田和弘監督の「観察映画」、
『精神』という映画を観ました。
舞台は、岡山県岡山市の
「こらーる岡山診療所」。
(ネットで調べると、最近は屋内は禁煙となったらしいです)
私が大学院を卒業後、赴任した愛媛県の精神病院は、
ここまでアットホームな感じではなかったですが、似たような雰囲気もありました。
まずは、患者さんと医師、
看護師などの支援スタッフとの距離が近い。
数十年来のつきあいとなると、患者さんと、スタッフ同士であだ名で呼びあっていたりする間柄の方もいました。
このことについて賛否両論はあるでしょうが、
まぁ、私としてはお互いの関係性の問題なのかなと思います。
話を戻すと、
この「精神」という映画には、
「こころを病むということが、どういうことなのか」というシンプルだけど、とても深くて難しいことが、鮮明に映されていると思いました。
後半の方で、ある患者さんが、写真とその写真に詩を添えて、一冊にまとめている場面が出てきます。
そこで、私は、自然と涙が出てきました。
やはり、脳科学や統計、といった、数値的な実証に基づく研究や治療も、大切かと思います。
しかし、それだけでは、本当の「こころ」の治療とは言えないのではないか?と抽象的ですが、実感する思いがどうしても私の中で浮かんでき
ます。
人がこころを病む、
それを癒し、治すのは、それもまた人のこころであると思います。
医療関係のみならず、人と関わる専門職ならば、観ておいて損はないと思います。