第１８回「離婚原因は竹内結子にある！？～中村獅童と竹内結子が離婚の危機」
歌舞伎俳優の中村獅童（34）と女優の竹内結子（26）が離婚
することが３１日、分かった。竹内は自身の署名、押印済みの
離婚届を１０月末までに獅童側に送付。弁護士をたて、速やか
に署名することを求めている。獅童は１度も話し合いの場がな
いまま書類を突きつけられたことに困惑しており、夫婦２人だけ
で今後について話し合いたい意向。正式な離婚までには時間
がかかりそう。
大物スター同士の２人が、昨年６月に電撃結婚してから１年
４カ月。ひとつぶ種の長男があと２０日で１歳の誕生日を迎える
のを目前に、離婚が決定的になった。スポニチの取材によると、
竹内が離婚届を獅童に送付したのは１０月下旬。自身の署名、
押印は済ませており、速やかに届け出ることを求めている。
所属事務所の顧問弁護士も立てており、一気に離婚へ押し
切る構え。何よりも、一刻も早い正式離婚を望んでおり、獅童
に対して現段階では、慰謝料や子供の養育費も「一切いらな
い」としている。
ここ数日の芸能ニュースはこの話題で持ちきりの感があるが、
一般的に報道されている離婚原因は真実ではないという噂が。
一つ間違っているのは「離婚届を送付」という報道は少々事実
と異なっていて、正確には「離婚をしたい旨を内容証明郵便で
竹内が送った」というのが本当。
今年７月、酒気帯び運転で信号無視をしたことが発覚し、同乗
者に女優の岡本綾（２３）がいたことが明らかになるなど、獅童
の女性問題が根本原因だと伝えられることが多いようだ。先日
も高岡早紀との密会シーンを報道されるなど、彼の女性関係が
妻である竹内結子の我慢の限界を超えた・・・というのが世間の
認識だろう。しかし一部の芸能ジャーナリズムが報じ始めている
が実態はまったく異なるのだ。
中村獅童＝悪玉、竹内結子＝善玉という図式はまったく真実を
見る目を曇らせる先入観だ。裏読み男は違う離婚原因をここで
取り上げたいと思う。
岡本綾と同乗していた車を酒気帯び運転したとき、獅童は会見
でリポーターの「いったん自宅に戻ったなら、お酒の匂いがする
あなたの運転を奥様・結子さんは止めなかったのですか？」と
いう質問に、激しく動揺して言葉を濁している。つまりこの段階で
既に彼らは別居状態だったのだ。
彼らが別居状態になったのが獅童の女性関係に由来すると伝
える報道もあるがそれも違う。はっきり言おう。現実はまったく逆。
竹内結子が一方的に家を出て行ってしまい、別居状態になって
しまったからこそ、中村獅童は寂しさのあまり他の女性と遊ぶよ
うになったのだ。理由と結果が逆なのだ。
ではなぜ竹内は別居を選んだのか。漏れ聞くところによると、別
に獅童のことを嫌いになったわけではないらしい。しかし考えて
ほしい。中村獅童はれっきとした歌舞伎役者、梨園の人なので
ある。梨園の妻というものは、これまで何人もがその役目を果た
せずに離婚という道を辿っているが、伝統を背景に極めて特殊で
保守的な役割なのだ。もしも妻の役目を完璧に果たそうとするな
らば、かつてアイドル三田寛子がそうであったように、完全に芸能
界を引退しなくてはならない。夫がベテランになれば妻が芸能界に
復帰するという例はあるが、若手のうちは物理的にかなり困難だ。
さらに多くの親戚筋や先輩筋から、厳しくお節介ともいえる指導を、
しきたりやマナーについて受けることになる。これはかなりの圧力
になるという。自分自身という意識が完全に消えて、夫の従属物
としての再教育を受けることになるのだ。
まだ２６歳・・・現代っ子まっしぐら・・・しかも華やかな世界にいた
売れっ子女優の竹内結子が、こういう流れに反抗したくなるのは
極めて自然なこと。聞くところによれば獅童の祖母が、かなりうる
さく竹内に説教を繰り返したことがあるようだ。
こうした理由から竹内は可愛い子供にも梨園を継がせる気はなく
なり、子供を連れて家を出たというわけ。慰謝料も養育費も要ら
ないというのは、一刻も早く梨園とは縁を切ってしまって、今後も
一切のかかわりを持ちたくないという強い意思の表れなのである。
しかし･･･本来は梨園に嫁ぐ段階で、こうした覚悟をしておくべき
なのは当たり前。竹内結子を「かわいそう」などと報道するのは
あまりに一面的な見方でしかない。
竹内も獅童もお互いが嫌いになったわけではない。だからこそ
この問題が表面化して、獅童はかなり驚いた様子だと漏れ聞くし、
２人での話し合いを強く望んでいるのだろう。
もしも獅童が完全に割り切って「君は梨園の妻になる必要はな
い、僕の妻でいてくれればいい」と言うことができれば（周囲は
大反対するが）、もしかすると一発大逆転の復縁という道もまだ
残されているとも。初代・中村獅童である父親も、同輩の歌舞伎
役者とけんかをした勢いで、歌舞伎役者を廃業して小川三喜雄
という本名で役者活動を続けた硬骨漢。息子の２代目・獅童が、
本名・小川 幹弘という役者になって生きていけるかどうか・・・
その覚悟があるかどうか・・・そこが２人の運命の鍵だと、裏読み
男は思うのである。
こんなこと・・・絶対に本業じゃ言えない、書けないのである。