手術前④
いよいよ当日になり全裸になり買っておいたT字帯(紙のふんどし)をつけ手術着にきがえます。
ほぼ全裸(*^▽^*)
タイヤのついたストレッチャーに乗せられ、そのままエレベーターで手術室へ向かいます。
意識もあるし、自分で歩けるのに変な感じです。
入り口の自動ドアの前に来ると、入れ替わりにそれまで手術されていた人が看護師たちや先生が緊迫した様子で毛布をかぶせながら急いで運ばれていきました。
手術室に入るとテレビで見たことがある大きなライトや手術台があり、ストレッチャーから冷たくて硬い手術台にみんなで持ち上げられて移されました。
「上に布をかけるので、手術着をぬいでください。」
「はい」
もう、全裸同然ですが、ここまでくれば”まな板の上の鯉”の心境です。
すぐに両手を固定され手首あたりの血管に太い点滴針をつけられ反対側には血圧計を、体には心電図のセンサーなどいろいろなものをつけられました。
先生たちは「うらやんさん。20歳。過去に右鎖骨の骨折経験あり----」など説明をしながら打ち合わせをしています。
周りにいる看護婦さんの誰が僕の尿道に管を・・・。(*^▽^*)
麻酔医の先生が酸素マスクを顔に近づけながら「ゆっくり吸ってください。数をかぞええますから」
いや、数を数えるまでも無くすでに眠気が・・・
麻酔が効いて眠る直前に思ったことは
イキテ、メヲサマセルダロウカ・・・。