卵巣がんステージ4と診断されてから、


何度も腹水を抜く処置入院をしたりして、


2021年8月17日に両卵巣と子宮の全摘出


手術を受けて、ちょうど3年。


午前中の手術でしたが、人生初の切腹手術


で、しかも両卵巣と子宮の全摘出という


手術なのに、全く緊張感なく「へぇ〜、


手術室って、こういう位置にあるのか!」


と呑気に手術室へ入り、全身麻酔で速攻


で寝落ちし、気が付いたら病棟に戻って


という状況でした。


硬膜外麻酔は刺す時が、とんでもなく痛い


ので、入院前に主治医に「硬膜外麻酔は


痛いからヤダ!」と拒否してたので、


術前は緊張してなかったですね。


術後は、傷の痛みは無いに等しかったと


思います。多分………。手術当日は、ほぼ


寝てて記憶が無いんです😖


どんだけ図々しいんだか………。


翌日以降は、手術中に喉に挿管されてた


影響か、やたら咳が出たんですけど、その


咳をする時に傷に響いて痛む程度だった


ような気が…………。


時々ロキソニンもらって飲んでた気もする


んですが、激痛とかではなかったはず。


そりゃ、あるはずの卵巣と子宮を取って


しまったわけだし、表面的な傷は大きく


無くても、お腹の中にも傷があるんです


し、痛みがあって当たり前です。


でも、私にとっては耐えられないほどの


痛みではなかったので、規定の時間を


あけてロキソニンを服用する程度で大丈夫


でした。


今考えれば、癌の手術だから、それなりに


大手術だったはず。


なのに、平然としてた自分、今更ながら


怖っ😰


年齢的に機能してなかったし、機能して


ないなら無くても生命維持に問題はない


卵巣と子宮だったから、平然としてたんだ


と思います。


これが他の臓器に出来た癌だったら、こん


な私でも『え………どうしたら良い?』っ


てなってたと思います。


視覚・聴覚に関係しちゃうような癌だった


りしても『てことは?障害が残る?』と


か、その後の生活はどうしたら良いわけ?


と大変だったはず。


AYA世代の子の女性特有癌だったら、凄く


悩むことだけど、私は年齢的に50代だっ


たから冷静だったんですよね。


ひとまず術後3年、経過観察だけで過ごせ


てるのは、ありがたいことです🙏


でも、この3年は、私にとっては『まだ


3年しか経ってないの?』ですが、母に


とっては『もう3年も経ったの?』だそ


うです。


当事者と家族では、同じ3年でも感じ方


が違うんですね🤔