「総じて、どのようなことも、ゆったりとしていて、満ち足りてしまうことは、そういう状態であるのが良いことである。そして、皇国(天皇のお血筋のこの尊敬する御国=日本)の古代は、そのような仰々しい教えも何もなかったけれども、ごく低い身分の者に至るまで乱れることなく、世の中は穏やかに治まって、天照大御神の後継者として皇位を継承する方は、いっそう遠く長く伝わって来ていらっしゃる。」
おおらかに、ゆったりとしていれば、物事が上手く治まるなら、それに越したことはないのです。
それが、上手くいかないのが世の中ではないですか?と反論したくなりますが、それは、人が賢いふりをして余計なこと、細かすぎることを言い立てるから、なのです。
おおらかさ!!
ゆったり、おっとり!!
忘れがちな言葉であり、行動であるように思えます。