ブラジルより

日本が大変な時にとても心苦しいですが、
３月１５日より予定通りブラジル合宿に来ています。

出発前にTEAM JAPAN＃beachvolleyで
寄付活動させて頂きましたが、たくさんの方にご賛同頂き
この場をお借りしてお礼申し上げます。

１人の人間として、またアスリートとして何ができるかと考えた時、
為末さんが始めたTEAM JAPANに賛同させて頂き
私も始めたのですが、賛否両論の意見があることを
為末さんのTwitterで気づきました。

為末さんが代表してTV等でコメントしてくれたからには
その行動に感謝し、私も賛同者の１人として
頑張らなくてはと思っています。

今となってはたくさんの競技団体が賛同し、
アスリートの輪が広がっています。

アスリートというだけではなく、
人として何か力になりたいと言う皆の気持ちだと思います。

でもいざそんな状況でブラジルに来て
すぐハードなトレーニングが始まった時、
被災者の方を思うとこんなことくらい、
またこんなことしかできなくてと悔しく涙が出てしまいました。

今はスポーツの力なんて必要ないと言われる事もありますが、
ただ復興を願うだけでも力が足りない。

オリンピックで金メダルが欲しいと願い続ければ
手に入るものではなく、その為には何をしてどう進むべきか
試行錯誤して時には悩み失敗もして打開策を見出していく。

これを続ける事が目標達成、または自分の力になる道となり、
トライすることが必ずしも間違いではない。

１日でも早い復興を願うならば色んな立場の人が
できることを実行していかないと進まない。

人の行動に目を向けていても何も変わらない。
目先の結果だけに捉われず、今自分にできることを精一杯やる。

いつかきっとスポーツの力も役に立つ事を願って、
今、わたしにできることを続け、
自分の道全うします！

死に物狂いで練習して心も体もデカくして帰るぞ！

スーパームーンの日の月。