先日は両国~浅草橋へと散歩をして、今日は築地へとやって来ました。
 

がん研から見た築地市場の今の姿。
正面に見えるのが隅田川で、右手に写る緑が生い茂る場所が浜離宮。
レインボーブリッジとフジテレビ社屋、お台場の観覧車。
水上バスも写ってます。
 
病院の見舞いを終えて、松屋銀座で開催中の
『利休のかたちー継承されるデザインと心』展へと向かいました。
 


 
茶道にハマるきっかけは黒楽茶碗だったので、利休好みのお道具を集めた展示は楽しみ♪
 
ぽってりとした厚みがあり、黒く素朴な風合いの釉薬がかかった手になじむ形。
中にはきれいな緑色の抹茶。
このコントラストの美しさと楽茶碗の手触り、唇に触れた時の柔らかい感触。
 
その後、曜変天目(藤田美術館)に出会いますます茶道が好きになるのですけどねw
(時代的には曜変天目のほうが先に出来てますが、私が出会った順番は楽が先)
 
 
写真は唯一のフォトスポット!
待庵の床の間。設計図案の立体図。
竹の花入れに白い木瓜を見立てて生けてたはず・・・・。
 
そして、今回の展覧会で新たに出会ったお道具の中で小庵(利休の娘婿)好みの夜桜棗と雲龍釜が素晴らしかったのです!!
 
夜桜棗は一見すると、ただの塗の棗にしか見えないのですが角度を変えてよぉくみると本当にうっすらと桜の絵が見えます。
もちろん展示品なので、手に取ることなどできませんからガラスの前でやたらいろんな角度から棗を眺める変人と化していましたよw
でも、変人になる価値のある美しさでした♡♡♡
 
雲龍釜はその名の通りお釜の肌に龍の絵が施されているのですが、それがなんとも愛嬌のある顔をしているのです。
釜自体は細長くシュッっとしていて、愛嬌のある龍がのびのび泳ぎ、環付はウサギになっているんです。
「安土桃山時代から、日本人は可愛い物が好きだったんだなぁ」っと。
利休は侘びた景色というイメージですが、小庵はちょっと遊び心があるというか利休ほど枯れていないというか、乙女系な雰囲気がありますねw
 
 
後は、千家十職と呼ばれる職人集団のお家に伝わるお道具類も見ごたえ抜群です。
 
塗師(ぬし)の当代中村宗哲氏はなんと女性なんです。
名前から勝手に厳めしい男性を想像していたのですが、美しい女性でしたw
そんな塗師の家に伝わる棗の木型がたまらない♡
無駄の一切省かれた型はなんとも美しい。
 
同じく釜師の一族に伝わる釜型も素晴らしいですが、こちらは四方口覆垂釜(ヨホウグチオダレガマ)が胸キュン(語彙力wwww)
きっと松永久秀が平蜘蛛釜を目にした時もこんな気持ちだったのかも?と思わせる素敵なお姿でした。
(麒麟がくるで吉田鋼太郎さんがいい感じの松永久秀でしたねww)
 
楽茶碗は長次郎などの楽焼初期のものが多く、勢いのある作品が多かったです。
特に下地の赤土がうっすらと浮かぶ遠山は、晩秋の吉野の風情のような素敵なお茶碗でした!(吉野行ったことないですけどね・・・笑い泣き)
 

本物は買えないので、久しぶりに図録を購入して眺めて楽しんでおります。
さすが銀座松屋さんキラキラ素敵な展示会でした!