2020年COVID-19爆発か(40)
新型コロナウイルスで世界は大きく揺さぶられました。単純
に予防、治療しようと考えている人から、何とかしてこれを生か
して新しい状況を作ろうという人、ただただ困っている人、様々
な局面が発生しています。
日本では今、一旦は落ち着いたことになっています。ここで
纏めておくことが大事でしょう。パニックにはなっていないのか、
冷静に将来に向かえているのかを考えましょう。
さて、第二波はいつ来るのでしょう。ここでは取敢えずこの冬
としてみましょう。この6ヵ月の間に医学的な情報と、統計的な
情報がどれだけ来るかは得られたデータの公開度に掛ってい
ます。今の日本では、組織がすべて押さえそうです。人類の問
題としてとらえて欲しいものです。
あとは、日本の状況を分析する人は大勢いるでしょうが、そ
れを誰がどう纏めるかです。日本の死者が少ない理由、県に
よって地方によっての傾向の分析、年齢による死亡率の差な
どをもっとも合理的に説明できる考え方が必要です。
今回欧米とアジアでの違いは何に依ったのか、すでに様々
な情報が出ていますが正しいのはどれなのか。ここで間違う
とこの冬にまた今回と同じことが起きます(可能性として)。
前回のスペイン風邪と同じようになるのかどうかはその対応
次第とも言えます。COVID-19このまま収まってしまうと、日
本人は、欧米と違って死者が少なかったこともあり、探究どころ
ではないと言うことにしそうです。今後のことを考えると譬え流
行が収まろうが、徹底的に調べる必要があります。
このことを忘れると何年後かまた同じことが繰り返されるで
しょう。民主主義国家、何が起ころうともすべて国民の責任にな
ります。期待したいものです。