2020年COVID-19爆発か(35)
今回のCOVID-19に対する日本の対応についてWHOはかなり
評価しているようです。WHOは病気のことしか考えていないので
理解できます。日本人としては経済も合わせて評価しないといけ
ないのですが、4月17日の緊急事態宣言から解除の後5月26日
までのまでの40日間で、私の計算では227人の命が救われたこ
とになります。(宣言せずにおいた場合の死者数を推定して計算)
これで100兆円懸けたので、一人当たり4400億円使って死者
を減らしたのです。人の命はお金には換えられないのですが、次
には恐らく出来ないでしょう。
今回の疫病は大きな教訓を生みました。国家単位の疫病対策
は、科学が使えず政策で行う場合経済に大きな負担を与えると
言うことです。この冬にまた起きたら国家はもはや対抗策を持た
ないでしょう。それまでに何としても標準対応を考えないといけな
いでしょう。
さて世界を見てみると、アフリカ、ブラジル等まだ感染が拡大し
ているところもあります。観光を解禁することはまだ難しそうです。
観光立国、そしてその集大成としてのオリンピックは縮小もしくは
中止ということもあり得ます。じっと我慢の5年間が始まるのでし
ょうか。それにウイルスはまだ消えたわけではありません。覚悟
を決めて、苦労を楽しむ気持ちが必要となりそうな気がします。
日本は今まで災害が来ても厄災が来ても立ち直ってきました。
この伝統を生かしていきたいものです。出来るかな。