2020年COVID-19爆発か(5)
今日は、このウイルスがどういう生活史を持つかを想像してみま
しょう。勿論これは今、医学会が必死になって取り組んでいるこ
となのですが、一つの可能性ということです。この新型コロナウ
イルス感染症は潜伏期が4日~14日と言われています。普通の
インフルエンザは4日くらいなので長いと言えます。14日の場合
体内で何をして14日も掛ったのでしょうか。もし、咽頭から感染
したのであれば4日もあれば発症するとしてみます。
一旦咽頭から胃に入ったとしましょう。腸に進みます。小腸で
はまだ問題を起こしません。そこで感染すればその段階で炎症
を発症し、下痢などになりますが、そこを通過したとしましょう。
継いで大腸に入ります。ここには腸内細菌がいてウイルスの活
動を邪魔して来ます。もし患者が便秘などでウイルスが長時間
滞留するとこの戦いは長く続きます。腸内細菌が強ければこの
段階でウイルスは滅亡しますが、弱いとここが10日位続くでしょう。
この間患者は、ウイルスの毒素により様々な障害を受けます。
最終的にウイルスが勝つと、腸から血管をとおって肝臓に入り
また戦いです。動脈硬化、糖尿病などで防御が弱いとウイルス
は更に進んで最終目的地肺に肺動脈から侵入します。そして
肺の深部で増殖し発病となるのではないでしょうか。これで14日
間かかります。
もしこのシナリオが正しければ発病の止め方も工夫できます。
この病気が最後になっていきなり重症化するのは、大腸からの
援軍が押し寄せるからです。これを止めれば治癒率は上昇する
筈です。こんなことを考えてみました。