EQWELチャイルドアカデミー主席研究員の浦谷です。

 

天才脳を育むための「胎教」は、「心・音・動・食」の4つの側面からバランスよく働きかけることと効果的です。

 

【参考】

 

今回はその中の「動・食」の取り組みを紹介します。

 

 

【動】 運動・エクササイズ

 

 ウォーキング

 

妊娠中は意識的に運動することが大切です。

その中でも、ウォーキングは無理なくできる運動としてお勧めです

心を落ち着けて幸福感をもたらす神経伝達物質(or 脳内ホルモン)「セロトニン」は日光を浴びたり、リズム運動をしたりしたときに分泌されるので、朝日を浴びながらウォーキングをするのが一番お勧めです。

 

 

 マタニティーエクササイズ

 

以下に紹介するような体を動かすエクササイズをすると、血流がよくなり、体の柔軟性が上がり、筋力や持久力もついてきます。

無理なく続けていくことで、心身のトラブル予防や安産につながります。

 

1.骨盤周りのストレッチ

 

2.猫のヨガポーズ

 

 キックゲーム

 

胎動がわかるようになったら、赤ちゃんが動いたところを「ここを押してね」と言いながら、ギューッと押し返します

最初は反応がないかもしれませんが、赤ちゃんがママとの楽しい遊びだと気づいたら、キックし返してくれるようになります。

たとえ反応がなくても、胎動を意識している間は赤ちゃんに思いを向ける交流の時間になるので、時間のあるときに取り組むといいでしょう。

家族にもおなかの胎動を一緒に感じてもらって、赤ちゃんと遊ぶのもお勧めです。
 


【食】 栄養・生活環境

 

食に関しては、かなりたくさんの研究がなされていて、数多くの知見があります。

 

「生涯続く健康的な食習慣」を子どもに身につけてもらうには、胎児期を含めた人生最初の1000日間の「食」の内容と与え方が大きなカギを握ります [1]。

 

妊娠中に母親が摂った食事は胎児の健康に影響を与えるのはもちろんのこと、味やにおいも羊水を通じて胎児に伝わり、胎児の食欲や食の好みに影響を与えます。

 

胎児期に特に意識したいのは不足しがちな栄養素を意識的に摂ることです。

基本的には、ミネラルやビタミンの豊富なバランスのよい食事をこころがけましょう

 

 

葉酸

 

妊娠前~妊娠3か月の間は、特に葉酸を必要とするので、意識的に多めに摂るようにしましょう。

 

 

 

鉄が足りないと出生時の低体重や、早産のリスクが高まります。

鉄分の多い食材(赤みの肉・鶏肉・豆類・濃い緑色の野菜)を摂り入れましょう

タンニン(紅茶)、ポリフェノール(コーヒー)は鉄の吸収を悪くするので、鉄分が豊富なものを食べるときは、コーヒーや紅茶を控えましょう

 

 

ビタミンD (日光に当たる)

 

ビタミンDは健康的な骨と歯、筋肉の形成に欠かせません。

ビタミンDは食事から十分に摂取するのはほぼ不可能です。

太陽(日光)に当たると、皮膚でビタミンDが合成されるので、日光に当たるようにしましょう

 

ビタミンDが不足した母親から生まれた赤ちゃんは、出生時の体重が少ない傾向があり、幼児期にアレルギーを発症するリスクが高くなります。

赤ちゃんのためにも意識的に日光を浴びましょう。

 

 

食事に関しては書くとキリがないくらいに、色々とありますが、天才脳を育む視点からは、まずは健康に生まれてくることが大切なので、基本的なところを押さえていればOKとしています。

 

詳しく知りたい人は下記参考文献[1]をご参照ください。

 

浦谷 裕樹 拝

 

 

[1] 『人生で一番大事な 最初の1000日の食事』 クレア・ルウェリン、ヘイリー・サイラッド

 

 

 

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