広河隆一最新チェルノブイリ報告会 | ウラ真闘会日記(旧ウラ躰術会館日記)

広河隆一最新チェルノブイリ報告会

チェルノブイリ子ども基金が主催する「広河隆一最新チェルノブイリ報告会」に行ってきました。

『チェルノブイリ子ども基金』とは、
1986年4月26日ウクライナ(当時の旧ソ連)のチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故で、多量の放射能が撒き散らされ、ウクライナと隣国のベラルーシに多大な被害がもたらされました。

「チェルノブイリ子ども基金」は、1991年よりチェルノブイリ事故被害者の子どもたちの医薬品代や、汚染地域に住む子どもたちの転地療養費用の支援など救援活動を続けている団体です。

チェルノブイリ子ども基金
http://www.smn.co.jp/cherno/

師範の大学時代の同期の女性Mさんが「チェルノブイリ子ども基金」にて、理事を務めていらっしゃいます。
彼女は、かなり長い間(10年以上)ボランティアで毎年ウクライナとベラルーシを訪問していらっしゃって、その努力と情熱たるや本当に頭が下がります。

また、Mさんは、躰術の創始時から数年間在籍していらっしゃいました。
その時のご縁で今もお付き合いをさせていただいております。

報告会では、同じ地球の上で起こっている辛い現状を知ることが出来ました。

被災地では事故発生の数年後から、小児甲状腺ガンが多発し、現在は大人たちが甲状腺ガンを発症しているそうです。
また、事故後に生まれた子どもたちには脳腫瘍・白血病・奇形などさまざまな病気が表れています。
このように、放射能で汚染された土地に住む人々(他に住む場所が無いので住まざる得ない)は、今も健康被害に苦しんでいるにも関わらず、被災国の政府は、チェルノブイリ事故被災者の病気の補償を年々削っているそうです。

当時、赤ちゃんで被災している方は、物心ついた頃から常に「死」と隣り合わせで生きています。
そして、その因果が自分の子へも受け継がれて行く悲しさ・・・。

23年経過した現在も、原発事故の影響は色褪せる事無く、人々を病気や死と向き合わせ続けているそうです。

私に出来ることは少ないですが「それでも、何かして助け合わなくては」と心を動かされました。

※道場生のみなさん、躰術会館の玄関には、子ども基金のパンフレットが置いてありますので、興味のある方はぜひご覧になって下さい。


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