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グレングラント アルボラリスです。
価格は700mlで2,750円。度数は40%
5月11日から販売開始された、グレングラントの新商品です。
アルボラリスとは、ラテン語で「木漏れ日」という意味で、蒸留所に隣接する庭園に降り注ぐ陽光にインスパイアされて名付けられたそうです。

メジャーリザーブと同様にノンエイジですが、こちらは樽の詳細が記載されており、バーボン樽とスパニッシュシェリーオーク樽の原酒が使用されています。
価格もメジャーリザーブが2,500円程ですから、僅かに高いくらいで、ほぼ同価格ですね。
しかしながらメジャーリザーブと比べると、化粧箱も厚みがあり、ボトルもコルク栓で高級感がある印象です。
では肝心な中身の方はどうでしょうか。
飲んでみたいと思います。



香り
柑橘系、ハチミツ、フレッシュな洋梨
パイン、フローラル、ユーカリ
澄んだ空気の香り
時間経過でバニラ、クリーム

ハチミツ、バニラ、オレンジ
モルトの甘み、しっかりとした樽香
ビター、スパイシー

余韻
ピリピリスパイシー、ハチミツ
ほのかにビター


感想
フルーティでクリアなウイスキー。
メジャーリザーブと比べて香りの複雑さが圧倒的に優っている。
味わいに関しても、メジャーリザーブがクリアで後から甘みが追いかけてくるのに対して、アルボラリスは口に入れた瞬間から蜜のようなとろみのある甘さが続く。
樽由来の味わいがより強く出ているような印象で、熟成年数というより樽自体のクオリティが高いのかと思う。比較的リフィル回数の少ない樽を使っているとか、何かしらの工夫があるのだと思う。
価格差以上に味わいには差があるように感じる。
アルボラリス、おすすめです。