暮れもいよいよ押し迫った12月21日。
大王しゃんとお昼ごはんを食べているその時、一本の電話が・・。
看護師長 『こちらは病院ですが、おばばさんの事でご相談が・・・。』
ももしゃん 『はい??』
看護師長 『実は、昼夜ず~~っとさわいでいて、同室の方たちが皆さん眠れなかったり、
具合が悪くなったり、
血圧が上がってしまったりして困っています。
苦情があったので、昨日は病室を移したのですが、
騒ぎ続けるので、夕方安定剤を飲んでいただいたけれど効かず、
あまりにも興奮状態だったため、睡眠薬を注射したのですが、
それも全く効果なくとうとう朝まで騒ぎ続けていらっしゃいました。
それで、一応病気の方は全快しており、
担当医のほうからも退院の許可は出ておりますので、
すぐに退院していただくか、
歩けないので今退院させては困るというにでしたら、
即刻個室に移させていただきたいのですが。
ちなみに個室料金は一泊15700円(!)か3万5千何百円(!!)となっております。』
ももしゃん 『は、はい。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
個室は事情があって無理なので退院ということで・・・・。』
看護師長 『そうですか。申し訳ありませんねぇ。
では、そちらの受け入れの準備も有るでしょうから、もう1日だけ
お預かりいたしましょう。明日は何時にお迎えに来ていただけますか?』
* * * * *
じつは、その数日前、先生の意向をふまえてソーシャルワカーさんと相談して
リハビリを兼ねて健康保険で入所できる施設を検討申し込みを行う事になっていました。
先生の見立てでは、自宅に帰るのは無理だろう・・・と。
さあ、困った事になったぞ。((((((ノ゚⊿゚)ノ
一歩も歩けない、しかも睡眠薬も効かず夜中じゅう叫び続ける人を
どのように受け入れたらいいのだろう??
猶予は24時間。
生憎、担当のケアマネージャーさんは本日休暇。うぎゃ~!
もうとにかく、連れて帰るしかない。
と、ハラをくくったももしゃんであります。
続く。