【映画】地下鉄に15分揺られて【阪急電車・片道15分の奇跡】を見に行く映画の日 | Savage Salvage (AKA UЯASHIMAru)

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砂漠 音楽 秘密(笑)の趣味 
Desert Life, Classical Music, Traditional Play, Motor Cycling and a bit of Model Railroading.

近頃はファーストデーとだけ書かれてるが昔は映画の日と言ったような気がする。まあどうでも良い映画1本1000円の日くらいせめて映画を見よう。

で、映画「阪急電車」を、阪急には乗らず地下鉄に乗って見に行く。もちろん今の我が家からはノーチョイスでそれしか交通手段は無いわけやが、どっちかつうとオレ閉所恐怖症の癖に地上の電車より地下鉄の方が好きなのである。河原町から阪急電車に乗って西院を過ぎると突然昼の光に照らされるのが嫌いなのである。きっとその次の駅で降りて嫌な嫌な小学校へ行かなければならなかった幼少期のトラウマがそう思わせているのかもしれない。翻って今や我が家の最寄り駅から映画館なりコンサートホールなりまで一度も地下から出なくてよくなった現代はオレの時代なのである。

まぁしかしそんな地上を走る阪急電車に嫌な思い出ばかりではもちろん無い。幼いあの頃の(3度目くらいの)初恋の甘くしかしいまだ脳裏に鮮やかに焼きついた思い出に始まり、オトナになってケーケンした(数え切れない)ドロドロしたとっとと忘れてしまいたい(のに忘れられない)愛憎の日々に至るまで、なぜか阪急電車はいつもそばを走っていた(京阪電車や近鉄や国鉄や地下鉄や、それにちんちん電車も走っていた・・・)
そんな阪急電車が映画になると聞いて、これはきっと見に行かねば・・・とかねがね思っておった(フラグw)が!



なぜオレが居間や寝室からテレビを一掃したか、この映画を見て、我ながら改めて理解できた。

中途半端なデフォルメ。予定調和のストーリー。意味の無い(或いは必要の無い)カットの数々。必要なシーンの欠如。深みの無い会話。古臭いつくりなのに古式に則っとった映画言語に依っているわけでもない。かといってリアリズムやヌーヴェルバーグ的というわけでもない、というよりそれらを理解すらしてないっぽい。

このようなレベルの低いものが売れれば良い的に24時間全てのチャンネルを埋め尽くすだけなのがテレビなんやから、そんなもんオレには必要ない、と思ったら、映画にまでそれが滲み出してきた。ある意味ホラーだ。

その無駄な労力を、なんと宮本信子や中谷美紀あるいは南果歩とある意味錚々たる女優達に演じさせ、そこに大杉漣まで出てきちゃうという、そのキャスティングのなんという無駄遣い。あー勿体無い。そもそも出演者のクレジットを見て、ああ見たいと思ったちゅうのに・・・。
しっかし若い戸田恵梨香や相武紗季まで皆フツーに関西弁喋ってんなぁと思ったら揃いも揃ってここいら辺の出身者(宮本と中谷を除く)で固めてやった。知らんかった。見る目変わったわwww

阪急今津線(北線)にはオレ自身はその両端の駅(西宮北口&宝塚)を除いてとんと縁のない路線ではある。しかし門戸厄神はじめ阪神大震災当時、沿線の甚大な被害はその地名を聞くたび今でも心の片隅に浮かぶところであり、また並行するJR宝塚線のあの大事故の記憶(当時アメリカ3大ネットでも数日に亘りトップニュース扱いであった)もまだ生々しく、しかも今またこの時期に公開されるタイムリーさからも、とてつも無く期待したオレがアホやった。

こんな映画を見るのなら、同じ2時間ルノワールのふかふかの椅子に凭れて放射能たっぷり水道水コーヒーをちびちびやってる方が遥かに健康的。多くの日本人がいまだにトーキョーを離れることも無く仄暗い夜を(その主たる原因をすっかり忘れて)受け入れのうのうと暮らして行ける理由もよくわかった。いややっぱり判らんwww本当にただのアホなのか?wwwww

P.S.
ところでこの今津線の電車にグランド・ピアノを持ち込み宝塚駅のホームを客席に仕立ててチャリティーコンサートをやったのがあの大植英次さまなんやけど、そんなんあるんやったらあるってオレにも教えてえやああ!28日の市役所の時に後の祭り的に報告されても口惜しいだけやん。そっちのほうがこんな映画よりよっぽど行きたかった。


5/1
@TOHOシネマズ二条