【速報!】デジュー・ラーンキ【コチシュはいないがサインは貰ったぜ!】 | Savage Salvage (AKA UЯASHIMAru)

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砂漠 音楽 秘密(笑)の趣味 
Desert Life, Classical Music, Traditional Play, Motor Cycling and a bit of Model Railroading.


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というか仕事が延びてひさびさに遅刻。途中でコソコソと入れて貰ったはいいが、天井桟敷席はなんとお買い得たったの1000円!!いいのかこんなことでラーンキ!!!まぁ財布には優しくて助かるが、ポリーニやブーニンはがっぽり儲けて、ラーンキはムリクリ兵芸オペラ用大ホールの半分以下の入りという仕打ちしかもオレのチケット1000円・・・とほほ。もう謝るしかない。次回アナタのコンサートには絶対一番良い席をリザーブします約束します!なにもサインして貰ったからというわけじゃなくって。

オレとラーンキ。
その昔、世界が東西に隔てられていた頃、オレはラーンキの故郷が知りたくてハンガリーまで行ったラーンキ。
しかしそんな上手い具合に彼のコンサートをやっているわけもなく、レコード屋で当時まだ珍しかったCD(ハンガートン盤:レコードからの過渡期でした)を買って帰ったラーンキ。当時オレの女がファンやったラーンキ。その他諸々思い出深いラーンキ。
コンサートが終わっても去りがたくホワイエをうろついてたら、うおーっという歓声と人だかり。見覚えのある白髪がオレからは後ろ向きに座ってなんか始めたではないか♪

恥ずかしながらええ歳こいて、オレも列の最後尾近くに並んでしまったぜ。ひひ!そしてせっかくなので皆にもこの喜びをお裾分けしようとスキャンしてみたぜ。ほほ!
しかしオッサンがサインねだるとむすっとした顔でつっけんどんな癖に若いおばちゃんの番になるとこの笑顔はどーやねんラーンキ!!これはいかん。おばはんばっかしにええ思いをさす訳にはいかん。そや、オレはハンガリー語がちょっとできる。クスヌム!ありがとう(これだけ知ってればデキルと言って言いやろもちろん)、これや。これを最後に言うたれ!く、く、くっせんんんんむっ・・・。ちらっとオレの顔を見上げたラーンキは、にやっと笑ったじゃん!やったぜ、ひひ!

残念ながらハイドンを聴きたかったのに遅刻したんでリストの途中からになってしまったが、ラーンキのリストほどリストらしいリストをオレは知らない。嘗て外貨を稼ぐためにせっせと働かさせられた若き金髪のプリンスもすっかり白髪ボーボーになっちゃったけど、指先は全然当時と比べても衰えてないぜ!考えても見たまえ。アイドルとしては松田聖子どころか山口百恵どころか南沙織よりさらに3つも年上!うっそおおおって。そしてなぜか三羽烏のなかでコチシュやシフに比べてこの頃めっきり知名度も注目度も落ちぶれ、はっきり言って影が薄いんやけど、この二人のようなエモーショナルなスタントが無く、ただ超絶技巧を淡々と、しかし音のメリハリや粒立ちだけはくっきりと演奏する彼の職人技のほうが、オレには遥かに魅力的なのだ。ABCグッドモーニングアメリカのエンディングで国連前からパンダの癖にヒューマニストぶる、ニヤけた鍵盤二つ分の指で辛うじてひとつづつの音が弾ける技巧をひけらかすぐりぐり目玉が好きな衆愚には、まあ判ってもらえなくって結構だが。というかそれはオレの台詞じゃなくてラーンキが言うべきことやな。。。しかし彼はそんなこと言いそうにないから代わりに言っておいてやる。パンダのくせにピアノが弾ける?そりゃたしかにびっくりだわwwwwww なんの話って?びっちびっちちゃっぷちゃっぷ××××らんっ!

つづくラヴェルのソナチネの特に3楽章、これにオレはもう涙が出そうなほど感動した。だが涙なんかやっぱり出ないのがラーンキ風。かっこよすぎるぜ!それにアンコールの最後のチャールダーシュもよかった。最近のインタビューでラーンキはリストがハンガリー人といいながらそれ以上にユダヤ人であることを指摘し、彼のハンガリー観はブラームスのそれと同程度とか言っているが(勿論それは彼に限らず言われてきたことやけど)、そう言いながらしれっとリストを弾くラーンキこそ、もうほんまにええ歳のおっさんが言うことちゃうけど、シ・ビ・レ・ル★(われながら、きもっ)

一時なんとなく風采が上がらない感じもして、もうダメなのかと思ったこともあったラーンキやけど、やっぱりあれはオレの気のせいやったんや。ただ彼を理解出来る人は今日の聴衆数からも知れるように、数も知れてるわけやから、次にこっちに来るときは、是非びわ湖ホールの中ホール、大ホールにまけないレイク・ビューがそのホワイエから楽しめる中ホール、あそこで演って欲しい。そうすればオレも仕事が延びても遅刻せずに済むねん!

ここんとこいろいろともやもやする事が多いが、ラーンキのお陰で救われた。やっぱり彼にはもっともっと活躍してもらいたい。

デジュー・ラーンキ・ピアノ・リサイタル
@兵庫芸文センター(西宮北口)大ホール

【曲目】
写真参照
(アンコール)
リスト:ピアノピースF#
同:チャールダーシュのオプスティネ