アルファ147JTD
「アルファのどこがマイナーなんじゃー!今は日本でもくさるほど走っとるわい!」とツッコミ入れられそうですが、その怒りの矛先は違うところにぶつけてください。ディーゼルなのです。
「走りのアルファにディ・ー・ゼ・ル?」
そうです、ディーゼルターボです。東京都知事の一連のキャンペーンですっかり日本では悪者となったディーゼルですが、ここヨーロッパ、特にフランスではすっかりこっちがメイン(ディーゼル事情詳細はまた後日)。アルファも例外ではなく、こちらのディーゼル旋風に巻き込まれておるとです。ヒロシです。
で、試乗の147はJTD、正真正銘のディーゼルターボ、しかも総走行距離3km(!)の、まだヨーロッパの道すら知らないピチピチ娘であります。
早速エンジンに火を入れると、意外と静か。特有のカラカラ音も小さめ。そしてアクセルペダルを軽く蹴飛ばす。
「いやん、ウラシマンさん」
と言ったかどうか知らないが、そんな気持ちと裏腹にまだけがれを知らないエンジンは正直に鋭く吹け上がる。
「その気にさせるぢゃないか」
とクラッチをつなぎ加速。ピックアップがかなり良い。あのディーゼルターボ特有の、ゴムまりを踏んづけたようにアクセル開けてから少し遅れて加速が立ち上がるという感じではなく、ダイレクト。反応のみならず、実際のパワーもかなりある。振動も少ない(もちろんツインスパークではなくその他ディーゼルと比較してです)。
またアルファ特有の超敏感なステアリングも健在、ビュンと曲がる。最高速もメーター読み200km/h。
ただアイドリング時のトルクは細く、ガソリン車の様にアクセルあおる必要あり。
つまりはガソリン車に極めて近づいたディーゼル、それがアルファ147JTDなのでした。

