2020年1月末に発行された
「孤塁」
かなりの反響があったそうです。
きのう、加筆された文庫本
「孤塁」その後 を読みました。
脳が、しっかり回復?していないのか、、
短い文章を時間をかけて読んでみた。
そのなかの、二行を拝借したい。
「建物が解体され、更地が増えた。その一つひとつが、ただの更地ではない。
誰かの、家族丸ごとの、人生・暮らしが更地にされている」。
このことを、政府も東電も本気で見つめようとはしない。
被害のかたがたの思いさえ知ろうとしていないように感じてしまう。
多くの消防士がたは、いかがお過ごしなのだろうかと思う。
加筆された「その後」には、登場人物が少ない。
あれから12年が経とうとしている。
まだ12年、と感じる。