”これまで、の事、思い出してみて。" | asuaritoのブログ

asuaritoのブログ

あすありと思ふ心の・・・



マイナンバーカードも


臨時交付金も


社会保障も


これまでのこと、振り返ると

こんなんばっかし。


県内の裁判で


70歳代の祖父と祖母、子どもの家庭で


子どもが、高等学校を卒業して大学進学のとき

祖父母世帯から分離して

子どもはアルバイトをしながら大学校を卒業した。


子どもは、医療従事者となり働いた。


子ども(孫)の収入が多いことから、世帯分離している祖父母の生活補償を打ち切った


判決。祖父母の生活保護を打ち切ったことは、認められない。



市役所の判断を誤りとした判決になった。

あたりまえ。

おかしすぎる。


子どもは、祖父母のことを考えて世帯分離し、懸命に頑張って大学校を卒業。

就職して、収入を得るのは「子ども」

世帯分離した祖父母の生活補償までなくすのか。


作家 中山七里さんの

護られなかった者たちへ

この書籍は、2018.1.25.発行。

と、書いてある。


ベストセラーが文庫化されるのは、早くて2年。

遅ければ4年ほどかかる。


文庫化され、多くの人々に読まれた。

そして、2021年。

映画化されたことで、ロングセラーとなっている。


タイトルにも魅かれた。

表紙から哀しみが伝わった。

著書の舞台は東日本。

500頁に満たない書籍を2日かけて読了した。


日本の社会問題を問う著者の作品は多い。


映画化されることを聞いたとき

外に出れなかったこともあったが、原作のまま大切にしたい思いがあった。

塩田武士さんの「罪の声」と同じく。


この国の公務員の仕事は、間違っている。

公務員とは、なんたるかをご存知ない。

そう感じてしまう。


菅原文太さんは病をおして

「戦争をしないこと。国民を飢えさせないこと」

と話された。


菅原文太さんが亡くなられたとき、各テレビ局は報じなかった。

一方で、高倉健さんの訃報は2日にわたって放送されたという。

高倉健さんは、勲章を叙勲されていた。


ガラ、ガラ、、と、静かに、しかし確実に崩れていることがあるのではないか。


敗戦後、人々は「だまされていた」と言った。


歴史を研究しているかたの著書を読んでみれば分かる。

市民は、積極的に従った。

人と違う意見をすると、逮捕され拷問を受ける。

それから逃れるために、みんなと同じ行動をした。

その結果を「だまされた」と始末した。


占領軍によって、民主化が進むなか

国体護持を譲らなかった日本。

押し付け憲法だと繰り返し言う言葉を信じる者たち。


占領神話の崩壊(中央公論新社)には、法学者がたが出した「案」が多く取り入れてある公文書の存在を明らかにされている。


主権在民を日本は受け入れた。

主権は人々にある。ことを、日本は認めたのだ。


過日、憲法の第一条は天皇から始まる。というブログを拝見した。


おっしゃるとおり、日本国憲法は、前文から始まり

第一章の第一条から第八条まで天皇。

第二章、戦争の放棄に第九条。

国民の権利及び義務は、第三章から記してある。←第十条から第四十条まで。


つまり、主権在民の憲法の第一に天皇から始まるのはヘンではないか。との内容。


占領下にあった日本。

「戦後の日本を『真の民主主義国』として再建する任務を付与されたGHQのスタッフから見れば

戦後の柱を『国体護持』という大日本帝国時代の枠組みに依存している時点で

日本側が本気で『精神面での変革』を行う意思があるとは思えなかった。

なぜなら、GHQは、天皇を中心とする『国体』を重んじる大日本帝国の政治思想こそが、アメリカと諸外国を巻き込む戦争を引き起こした主な原因だと認識していたからである。

(未完の敗戦、193頁)


民主主義

主権在民に変えようとした占領軍のもとで

第一章を天皇にしたのは「国体護持」を貫こうとした日本の意思ではなかったのか。



人々に、天皇を認識させたのは

幕末の反乱軍から。


それまで、人々の意識はお殿様だったはず。


歴史・紛争研究家の著者の視点と結論は的確だと思う。



まず、なぜ幕末の反乱軍は、戦争から始めたのか。

ただひとつ。資金がなかったから。

江戸から始まった戦争は、薩長の反対方向へ向かった。


そして討幕に成功した薩長を中心とする武士の一団は、権力を掌握すると

軍事能力?だけで政治的正統性を保証するものではないと気づく。


薩長による藩閥政治は地位強化のために欧州のまねをして短期間で近代国家を創り上げる。


幕末の尊王攘夷から利用された

天皇が日本を統治していたという「通史」が作られる。


そして、大日本帝国憲法で祀り上げた政府が基となっている。


それから、日常何気に使う国道を考えてみても、なるほど。と思う。

1号から3号線は、薩長に向かう道。


薩長藩閥が閨閥をなし、その精神は今なお続いていると思う。


長く受け継がれた精神は、敗戦で唯一主権をなくした日本に

打撃だったとしても、その精神が変わることは考えにくい。


それは、今でも変わらずいきている。と感じる。



戦前、政府は質素倹約を掲げて郵便貯金を人々にすすめる。

政府は、この郵便貯金を戦争の資金として使った。


ずいぶん前、2010年代。

国の借金が2千兆円を越えたころ

「大丈夫だ」と言った首相がいる。

その根拠は、人々の預貯金は総額2千兆円以上ある。

というものだった。

つかんでいるんです。なぜ人々のタンス貯金という金額まで知っているのか。

そういうシステムは、すでにあって、的を探しているのではないのか。とさえ思える。



わたしは、いつも、このことを思い出す。

何かを始めようとするとき

それは、みんなのためではなく

議員議席を守るために行われるということ。


家庭教育を支援します。

教育勅語は、今でも教科として使ってもいいです。

憲法改正します。

新しい原発を造ります。


国会議員の矜持ではなく、海外の反社団体と国内の団体の要望とされる。


反社団体が関わっていることは、汚桜問題から分かっていたこと。

いや、その前から分かっていたことを官僚とメディアが覆い隠していたのではないのか。


マイナンバーに登録しておくと

給付金がスムーズに行える。


いい事を言っていた。

まことでしたか。

作動せず、手入力で一層手間がかかった「実績」がある。


始めるときは、いいことをいう。

その後は、どうなるのか。


敗戦になってみなければ分からない。


その時、人々は言うのだろう。

「だまされた」