主婦の手のひら | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・



友人の多くが
「豆腐が小さくなった」
と言う。

豆腐を製造している事業者は
いくつもあって
それぞれが好みの豆腐を買う。

〇グラム減った。とは言わない。
小さくなったのだ。と言う。

おおよそ、150グラムほどの豆腐を3つ、まとめて販売してある。

厚さを半分にする。
それから、縦に切れ目を入れて4等分にし、横に切れ目を入れると16切れになる。

縦に切れ目を入れ4等分にするのに「小さくなった」。
手のひらに載せての感覚。

容器の大きさは変わらないように感じる。
重さを計っても、容器ごと計測するので、変わりはないのだと。

感覚。
ほぼ毎日、同じ作業をしていての感覚。

話しをしていると、納豆も減った。と言う。
海苔巻きにすると、こちらも感覚でわかる。

数ヶ月前だったと思う。
コンビニの弁当で、底が上がっている。
上げ底。中央に向かって、底が上がっているため、足りる量だと思い買った弁当の「ご飯」が非常に少ない。

これは、複数のかたがネットで写真を載せ、上げ底を指摘したことで改善された。

ひどいのは、サンドイッチで
商品棚に並べてあるのは具材が盛り沢山になっている。
一口食べると、具材は商品棚で見えるだけで、3分の2はパンだけだった。というもの。

こういうことは、いつごろから始められたのだろうか。

プラマークが付き、資源ごみにしてリサイクルするとなったとき

お弁当の容器は、色付きか黒になるかもよ。
と、話したことがあった。

白や透明のプラを回収して、また使うとなれば、再生される。
透明のプラを、透明のプラにするには相当の手間がかかる。

数年後、お弁当の容器は、赤や黒になった。

コンビニの弁当を、私は好まない。
ほとんどが油もの。
おにぎりは、お米が違う。

幼いときから、お米と海苔は、生産されているかたから直接いただいていた。
売ってある「おにぎり」は、お米も海苔も違う。

わたしは、炊飯器を使わない。
両手鍋とガスで炊き上げる。
トロトロと電気でできるのと、ずいぶん違うと思う。
ヒントにしたのは、小学生の時のキャンプ。
幼稚園に行く前の幼かったころの「かまど」の風景。

炊き上げのサインは、鍋から聞こえる音のみ。

玄米食にして、少し戸惑った。
音が違う。
味も違うが、食後が気持ちいい。

炊き上げると、仏前に供える。
それを見ていた友人が
「この前、神社の前を通ったら、厳重警戒体制実施中って、妙だったわよ」
と言う。

街なかに、パトカーとか警官がいたんじゃない?
と聞くと、なんで知ってるの。
と言う。

神社が警戒しているんでしょう。
パトも警官も多かったんでしょう。
なぜかな?

と聞いてみた。

熱中症?という答えが返ってきた。

思わず笑ってしまったが、メディアが歪んだ情報を流布するから、人々は正確な知識を持ち得ない状態に置かれている。
自らの命と生活を支えるために、覚悟と行動が必要なのだと思う。

「おまいり、してきたの」
と問うと
「神社、おっかなかったから通り過ぎてから、パン、パン、手を叩いてきたわよ」

まるで江戸末期のような様相。
それでも、主婦の手のひらは、たくましいと思う。