チカラ | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・




友人から「仕事帰りに立ち寄る」とメールが届いた。


日曜日に録画していた歌番組を見ていた。
背の高いかたが司会をなさってるから
再放送のもの。
このころは、熱心に見ていなかった。

由紀さおりさんの『手紙』。

何かの番組で
サブちゃんが
「うちの事務所の…」
と紹介された
大江裕さん。
お話しが楽しい。
しかし、さすがサブちゃん事務所。
歌唱力は逸品。
「チャンチキおけさ」
すごく楽しそうに歌われた。


後半に
スペシャルステージ。
2人の歌手のかたが
たっぷりと歌われる。
「当たり」「外れ」もあるけれど
『佐々木功』さんが出演。
期待した。


番組を分割して
友人にも見てもらおうと思いたった。
「きよしのズンドコ節」から。


明日は、私が出掛ける日。
それでも友人が「立ち寄る」という気持ちは
よく分かっていた。
何か、笑わせにくる…ひらめき電球


友人はまず、亀のウラシマに駆け寄る。
それに応えるかのように
ウラシマも水槽に前足を伸ばして立ち上がる。
微笑ましい仲だ。


録画番組に切り替えた。
ペンギン「なんねぇ~」(語尾は下がる)
意(何なの?)

かたつむり「吹奏楽が入ってるから見てて。
イントロのとこのトランペットも見事に演奏してる」

ペンギン「きよし君はいいわよ」

かたつむり「ティンパニーの女の子に注目してて」


ノリのいい女の子をカメラさんが
上手く映していらっしゃる。

友人は、亀のウラシマから離れ
ソファーに座って見入っている。
「ズンドコ節」が終わった。

音符タン!
聞こえた瞬間に
ペンギン「うわぁ~~~」
と言って、私を見つめニンマリと笑う。

『宇宙戦艦ヤマト』
お互いに『自分のパート』を口ずさむ。
中学3年生のとき、大会で演奏した曲。
友人はテナーサックス
私はトランペット。
大会の日、ティンパニーの子が復活出来なかった。
その日は、私もトランペットを吹けそうもなくて
ぶっつけ本番でティンパニーをたたいた。
と、言っても、みんなが全てのパートを覚えていた。


宇宙~戦、艦、ヤ~マ~
音符タッタァター!
タタタ、タッタタァー音符
ここから2番へといくと友人も思っていたらしい。

1番の歌のあと、吹奏楽でワンコーラスを演奏する。

音符ンパ、ンパ、ンパ、ンパ、」
口ずさみながら
泣きのツボ…
感激のツボは、お互い同じだった。
2番を歌おうと言いながら
「さらば~地球よ~音符タラララ~ン」
やっぱり口元が演奏を始めてしまう。

「宇宙~戦艦、ヤ~マ~音符タッタタァ~」

練習を始めたのは2年生のとき
当時はコーラス部に重きをおかれて
吹奏楽部はなかった。
音楽を好きな者だけで始めて
みんなで懸命に練習を続けた。
マーチングが広がり始めたころ。
3年生のとき校長を説得して
なんとか大会に出れるようにお願いした。
懸命だった。
二年がかりで練習した曲。
すごく楽しくて、今でも勇気の源になっていると思う。


いつも聞いているラジオ局(FMくしろ)
月曜日の放送、『声の玉手箱』の一節。
「しまやダッシュ」をなさった学生さん。
夜、遅い時間でも店を開け学生さんを応援なさった「しまや」さん。
お店は閉店して、今はないけれど「しまや」さんは卒業生の心に生き続けている。
というお話し。


頑張ったことや、それを応援してくださったかたのことは
時を経ても鮮明に覚えている。
日々の活力剤にもなると思う。


歌番組を分割して
吹奏楽の演奏が入った2曲。
何度も繰り返し見ていた。
友人もごきげんうるわしい。
しばらくは削除できそうもない。

もう一つ
きたやまおさむの音楽会。
消すに消せず、残っている。


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