亀の散歩 | asuaritoのブログ

asuaritoのブログ

あすありと思ふ心の・・・




週末…
連休になると
20年来のトラウマか?
気持ちが動けなくなってしまいます。
街なかは、土曜日から「みずあかり」という催し。
車の通行を閉鎖して
キャンドル通りが出来上がります。
最初の「みずあかり」はお城の堀
川にキャンドルを浮かべて通行人や見物客に楽しんでもらう…
地味な取り組みから始まったお祭りが
今や、どれほどのキャンドルがあるのか…
青竹に彫刻をほどこし、竹の節にキャンドルを灯す。
年々、キャンドルも、彫刻をほどこした青竹も増していき
大盛況のにぎわい。
住まいの一つ先の通り。
何か他の催しもあっているのか
かすかに和太鼓のような響きが聞こえてきました。

10月8日
体育の日。
朝から薄曇り。
お祭りも次の週末まで一息。
静寂な朝でした。

ペットの「亀」がコトリとも動きません。
朝日で明るくなると嬉しいのか
両手両足を動かして水槽を泳ぎ回ります。
昨晩から気になっていた「亀の静けさ」。
なんとなく元気がありません。
水槽に近づくと私の姿を追います。
午後2時を過ぎたころ
亀の「ご飯」を軽くすませ
お散歩用の水槽とバッグを準備。
住まいの道路の向かいに小さな公園があります。
土、芝生のある公園。
紫外線を浴びせるために
子供さんがたがいる遊具の反対側に向かいます。


亀のウラシマは喜び勇んで、早足で散歩を始めます。
私との距離を一定に保つように
チラチラと気にしながらも芝生の上をグングン進みます。
芝生から花壇に向かうのがお気に入りで
10センチほどの段差を設けてある花壇が大好き。
よじ登ります。

ペットショップから我が家へ連れてきたときから
水槽をよじ登り、脱走。

部屋の中を、まんべんなく探索したあと、どこかの隅っこに行って、熟睡します。
おなかが空くと目が覚めるようで

「ご飯」を食べたいときは、水槽の横に置いている「ヌイグルミ」を伝い、水槽に戻って「ご飯!ご飯!」のダンスが始まります。


この「脱走」で培った得意技で花壇も楽々とよじ登り
土の感触が気持ちいいのか6メートルくらいの花壇を何度も往復していました。


亀のウラシマは、もっと遊びたかったのかもしれません。
しかし飼い主の体力が限界でした。
ペットボトルに入れて行った水を、少しずつウラシマにかけて、皮膚を綺麗にします。
それを見ていらした子供を連れた女性のかたが
「ペットなんですか?」
亀をペットにしているって、珍しいのかな…
よく聞かれます。
「はい。甲羅干しと運動を兼ねての散歩です」
そう伝えてウラシマを水槽バッグに移して連れて帰ります。

散歩のあと、しっかりと「ご飯」を食べたウラシマは、住まいの水槽の中で熟睡しています。
飼い主も、少しおなかが空いて
温かいスープをいただきました。


今日は「寒露」
あちらこちらで霜が降りました。