以前から言葉と概念だけは知っていた「Web2.0」。

 1.Tagging, not taxonomy(階層分類学でなく、自由に分類する思想
 2.Rich User Experiense(
ページ上で直感的操作
 3.User as contoributor(
ユーザー体験の蓄積をサービスに転化
 4.Cusutomer self-service enabling the long tail(
顧客自身のロングテール
 5.Participation Not publishing(
ユーザー参加型開発、ユーザー生成コンテンツ
 6.Radical trust(
進歩的性善説、知のオープンソース
 7.Radical Decenralization(
進歩的分散志向、ネットワークの外部性

なんていうコンセプトだけではSo What?だったのですが、


「Web2.0が本当に必要なのは起業家であり、経営者だったのだ。さらに言えば彼らがベンチャーキャピタル(VC)等から資金調達をする際に必要な説得を行うためにWeb2.0という概念が必要となるのだ。」という記事を見つけ、

先月末にGMOグループが「Web2.0ファンド」という50億円ものファンド を立ち上げたというから、興味が高まってきた。


上記の7つのコンセプトを更に噛み砕いて言うと以下ということなのだろう。


1、量的な拡張性(スケーラビリティ)を持った『サービス』が中心であり、

  ソフトウエアパッケージの販売が中心であった古い時代とは異なる。
2、人々が使うほど価値の上昇するデータが重要である。そしてデータ

  ベースのあり方は集中型ではなく、インフォーメーション・グリッドと

  呼ばれるような分散型になる。(この分散したデータをグーグルなど

  が集めてきて使用者が望む形で表現する訳である)
3、活用者(ユーザー)は共同開発者である。
4、参加者の集合的な知恵の活用が企業の競争力を強化する。
5、顧客自身の自発的書き込みやサービスが価値を産み出す。
6、一般化したソフトウエアを組み合わせる所にイノベーションの価値が出る。
7、疎結合による軽いインターフェース、開発モデル、ビジネス・モデルが重要。


web1.0企業はインフラへの投下資本が大きく、web2.0企業のそれは極小(ゼロに近い)」

つまり、「既存のインフラを活用し、ヒトではなくIP【知的財産】で収益逓増の仕組みを作るモデル=いったん仕組みを作ったら少人数の管理者だけで稼ぐモデル

ということことを言っている人もいるが、それほど大きなインパクトなのか?


ネットビジネスがリアルビジネスと大きく違う「検索(Search)」と「口コミ(Share)」のスピード

この2つのカテゴリに関わる技術進歩を表現したものがWeb2.0であり、今週の日経ビジネスで紹介されていた「ナノ経済」(大規模な設備投資や広告宣伝費をかけた大企業が大量生産・販売で先導する経済は終焉し、これからは小規模なビジネスに光があたり、その集積が先導する経済になるとの主張)を推進していくとも思う。


概念の理解とは別に、消費者としては、Web2.0概念の中にあるRSSリーダーもブログも使っているわけだし、引き続き、消費者の立場から新概念の有効性を確認したい。


また、経営者として、価値あるDBを持つ会社がAPIを外部に公開することにより巨大ビジネスが展開出来る可能性について考えていきたい。


今日の格言:「新概念、消費者の立場から発想しよう!」


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