最近、日本のファッション雑誌の中国版が、中国女性に人気である。


中国で最も売れているファッション誌は、主婦の友社が発刊するRAYの中国語版「端麗」である。


今や日本国内が34万部なのに、中国では56万部売れているという。表紙は日本版と同じで、内容は6割が日本、4割が中国版。日中の編集者が話し合いながら発行し、価格は日本の約半額の300円。


「国や歴史は違うが、中国女性も市場調査をすると”小顔になりたい””目を大きくみせたい””ブランドものが好き”など、体型や皮膚の色が似ているせいか、日本人と似ているという。


当方も、市場アリと判断し、今年3月に上海にあるファッション雑誌社と基本合意し、5月から雑誌連動Eコマースをスタートさせるつもりであった。


ところが、先日の中国国内の反日デモの件があり、現在、日本製品の不買運動が続いているということもあるので、現在はビジネスを見合わせている。


今年は戦後60周年の記念行事が多く、中国で新規事業を始めるときはこの点に注意するようにと当社のコンサルから言われていたので、想定の範囲内であるが、機会ロスであることに間違いはない。


できるだけ早く、事業がスタートさせられる状況になってほしいが、今、参入できる人が本当の成功者になる可能性もあるので、「選択」という仕事が最も難しいことだと再認識している。


上海


今日の格言:「選択で差がつくのが経営者」 

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